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『チェイサーゲーム』100万部突破!

松島幸太朗による100万部突破記念イラスト

『チェイサーゲーム』100万部突破!

リリースも出させていただきましたが、おかげさまで漫画『チェイサーゲーム』の紙&電子書籍の累計発行部数が100万部を突破しました。

正確に言えば、2025年1月末時点で106万部を突破しています。

『チェイサーゲーム』累計発行部数100万部突破コメント
2018年12月に連載を開始して足掛けおよそ6年ちょっとですが、ついにとうとう100万部を突破することが出来ました。

これもひとえにこれまで応援いただいた読者の皆様のおかげです。
本当にありがとうございます。

せっかくなのでこれまでの推移をまとめたグラフを(ゲーム会社らしく)用意しましたのでご覧ください。

実は2024年の1月の時点ではおよそ21万部くらいだったのですよ。

連載開始から5年くらいかけてコツコツと売り伸ばしてきてはいたのですが、それでも少しずつでまさに牛歩といった印象です。

それなのに、ですよ?2024年の1年間で一気に数字を伸ばしていることがグラフを見れば理解できるかと思います。

ハッキリ言って、大きく3段階にわけて数字が飛躍的に伸びています。

2024年1月に放送を開始したドラマ『チェイサーゲームW』のヒットと共に大きく伸びています。

そして9月から放送を開始した『チェイサーゲームW2』でもまた大きく伸びています。

2024年11月には弊社独自のSNS施策が功を奏して一気にまた数字が伸びています。

これもある意味でドラマのヒットによる土壌が出来ていたことが起因しているようにも感じています。

『ゲーム業界を舞台にしたお仕事漫画』とはいいつつも、業界外の一般の人たちにお仕事漫画として楽しく読めるものを、と考えてずっと作り続けてきました。

漫画を軸としつつもリーディング公演や実写ドラマなどを通じて多くの人に届けることが出来て本当に嬉しく思います。

現在連載中のシーズン2『ゲーム業界×アニメ業界編』もいよいよ最終節に突入しています。

2025年中にはシーズン2は完結を予定していて、その次には『ゲーム業界×マンガ業界編』であるシーズン3も構想準備中です。

『チェイサーゲーム』はこれからまだまだ広がっていく予定です。

引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。

『チェイサーゲーム』原作:松山 洋

リリース文より
『チェイサーゲーム』発行部数推移

6年目で売れるという稀有なパターン

リリース文のコメントにもありますが、2018年から連載を開始して翌年の2019年に単行本が発売されていますのでそれからおよそ5年かけてようやく累計21万部程度だったのです。

その期間に発売された単行本は7巻までだったので平均すると単巻あたりの発行部数は3万部程度ということになります。(紙&電子書籍含む)

それから2024年の1年間で一気に100万部まで到達したのです。

一気に1年で80万部以上増なんですよ。

ハッキリ言って、(我ながら)かなりレアケースだと自覚しています。

普通はここまで伸びない、どころか、途中で連載自体が打ち切られて終わりですよ。

5年間売れなかったものが6年目で売れる、なんてことを誰が想像できるでしょうか。

本作は実に稀有なパターンなのです。

普通じゃあり得ない。

続けさせてもらえない。

その前に終わります。

では、本作『チェイサーゲーム』には、いったい何が起きたのでしょうか?

今回はその戦略について解説していきたいと思います。

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勝つまでやる、売れるまでやる

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