第21号『ゲーム業界=対任天堂弱者連合』
ずいぶんと過激なタイトルをつけてしまいましたが。
これは“ある人”がかつて発言の中で表現していた言葉。
「このゲーム業界っていうのは正確には“任天堂とゲーム業界”に分かれていて、任天堂以外の全てのゲームメーカーは【対任天堂弱者連合】なんですよ」
この【対任天堂弱者連合】という言葉が私の頭の中にもう10年以上もこびりついて離れない。
そして今も日々この業界で仕事をしながら“ああ、本当にそうなのかもしれないな”と思わされる。
ちょっとネットで検索するだけで出てくるのですが、下記を見てください。これは2017年の家庭用ゲームソフトの日本国内の売上ランキング。
ランキングのトップ10だけをこうして見てもどれだけ任天堂が強いかわかるかと思います。そもそもハードだってほぼ任天堂ハード。PS4はトップ10の中にわずか1タイトル。それもスクウェア・エニックスの『ドラクエ11』。サードパーティのタイトルはこの『ドラクエ11』とカプコンの『モンハンダブルクロス』のみ。それ以外は全て任天堂のゲームソフトです。
強い。本当に任天堂は強いのです。
【9位】の『ポケモン サン・ムーン』なんて2016年発売ですからね。リピート(追加注文)だけで1年間に58万本売ってるということ。2016年からの累計では383万本を超えています。
ここまで凄いと本当に任天堂以外のゲームメーカーが【対任天堂弱者連合】と呼ばれてもおかしくないなと思えてきます。
これはあくまで私の個人的意見ですが。
なぜこんなにも任天堂だけが強いのか?
それは。
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