『週刊少年松山洋』準備号⑤
成功報酬について。
今回の話は機密情報保持違反にならないように弊社の話ではなくあくまで一般的な話をします。
メーカーの100%出資によって開発が行われたゲームソフトにも損益分岐というものが存在します。商品である以上は当たり前ですが。そのゲームソフトを開発・宣伝・営業する上でかかった全てのコストを回収するための損益分岐点のことです。
(これはあくまで会社間の実績などで設定されるので必ずそうということではありませんが)損益分岐点を超える売上・利益が出た場合にはパブリッシャーからディベロッパーにある一定の成功報酬が設定されます(支払われます、が当然ですが損益分岐を超えない限りは一円もディベロッパーには支払われません、文字通りの成功報酬ということです)
もちろん、成功報酬が設定されない場合の契約条件もありますが、あくまで一般的に設定された場合の話です。
例えば損益分岐点が30万本に設定された場合にはそれを超える300,001本目から成功報酬が発生します。もし損益分岐点が30万本で、実績の販売本数が35万本だった場合には5万本分の成功報酬が支払われます。
成功報酬の1本あたりの価格設定はそれこそ会社によって条件が様々です。
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さて後半部分では【(あくまで参考としてですが)具体的な数字の話と成功報酬そのものの考え方とディベロッパーとメーカーの責任&立場&リスクの違いなどについて解説】をしています。
【成功報酬の実例とその考え方】
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