見出し画像

ハンター冥利だろ?

@piroshi_cc2

サイバーコネクトツー全社会議を終えて、全スタッフに現金一万円を配布しました。(300人) 「せっかく福岡にみんな集合したんだから、博多の街で飲んでこい」 1年間お疲れ様でした、これからの一年もよろしくな。 #社長と部下 #ゲーム開発 #ゲーム会社 #ゲーム #サイバーコネクトツー #CC2 #29周年 #ゲーム業界 #ゲームクリエイター #社長 #松山洋

♬ オリジナル楽曲 - 松山洋(ぴろし社長) - 松山洋(ぴろし社長)

全社会議で全スタッフに1万円配布

サイバーコネクトツーは年度末である毎年1月には、福岡本社&東京&大阪スタジオの全スタッフが集結して全社会議というものを開催しています。

総勢300名ものスタッフが年に一度はこうやって集結します。

これまでの1年間の成果を各部署&プロジェクトチームがそれぞれ発表して、これからの新しい1年の目標を掲げるという、いわゆる社員総会と呼ばれるものをウチでは全社会議と呼んでいます。

だいたい午前中に飛行機や新幹線で移動してみんな集合して、午後から夕方くらいまで全社会議を行います。

で、これも毎年恒例なのですが、会議が終わった後には全スタッフにお小遣いとして現金1万円を配布しています。

上にあるTikTokの動画はその時の様子を撮影したものです。

ご覧の通りわかりやすくバズっていますね。

80万回以上も再生されているようです。

コメント欄を見れば一目瞭然なのですが、軽く炎上もしています。

「現金を裸で渡すのが品が無い」
「これって税金はどうなってるの?」
「課税対象じゃないの?」
「コンプラ的にどうなってるの?」

主にこういった意見が多いようです。

*****

なぜ裸で渡すのか?

せっかくなので説明しておきますが、そもそも「なぜ1万円札を裸で配っているのか?」ということですね。

これは「すぐに使ってもらうため」です。

だって、「せっかくみんなが福岡に集まってるんだから好きなメンバー同士で博多の街で飲んで遊んで来い」という狙いがあってやっている(配布している)ことですからね。

これを一人ずつ封筒とかに入れて配っちゃうとみんな懐に入れて持って帰ってしまうんですよ。

大事に持って帰って欲しいわけじゃあ無いんですよ。

パァーっと使って欲しいんです。

そのために配っているんですから。

だから裸で渡すようにしているんです。

*****

税金ってどうなってるの?

別にこれもいちいち説明しなくても良いことではあるのですが、せっかくなので説明しておきますね。

当然ですが、この1万円は課税対象です。

要するに決算賞与扱いです。

なのでみんなしっかりと課税されています。

けど、やっぱり決算月の給料明細にいつもより1万円だけ増えていることよりもこうやって現金で受け取った方が嬉しいし、そのまま使いたくなりますよね?

それを狙ってやっています。

TikTokではあえてその説明をしていません。

たぶん、少し会社経営や法律に詳しい方なら「そりゃそうでしょ」と思われる部分ですが、TikTokの利用者は明らかに子どもたちが多いんです。

中学生や高校生にはまだわからない部分なのでしょうね。

だからそういうコメントが溢れかえるんです。

そして私はそれを理解したうえで、あえて説明しないようにしています。

*****

ハンター冥利だろ?

結局のところ、TikTokなどで動画を投稿する際には説明をしすぎないことが大事なんです。

どちらかというと、「なんか言いたくなる・コメントしたくなる」という点がポイントってことなのです。

「ツッコミどころを作っておく」

あえて説明しないのはそのためです。

そうするとみんなで勝手に盛り上がってくれるんです。

そして、したり顔の大人もやってきて「なんでそんなこともわからないんだよ、いいか?お前ら」と更に盛り上がってくれます。

みんな本音を言うと「羨ましい・自分も欲しい」という感情なのでしょうけど、素直にそれを言いたくないから、別のコトに触れてしまう。

そういうメカニズムをなんとなく計算しながらTikTokには投稿するようにしています。

なぜかって?

「狙った通りに獲物が動けば、ハンター冥利だろ?」

ということですね。

*****

黒閃は狙って撃つ

私は定期的にこういったSNSなどで、戦略的に「これはどうだ?いけるか?」という狙った投稿をするようにしています。

「黒閃を狙って出せる術者はいない」

『呪術廻戦』の作中ではそう明言されていましたが、狙って出せる方がカッコいいに決まっていますし、『人外魔境新宿決戦』の時の虎杖は結果的に連続で7回もの黒閃を宿儺に決めています。

アレがカッコいいわけじゃないですか!

狙っていようと狙って無かろうと、結果的に7回もの黒閃を決められるのが主人公ってわけじゃないですか。

だったら、1回くらい狙って出したくないですか?黒閃を。

男はいつだって狙って黒閃を出したいんですよ。

2.5乗の威力を炸裂させたいんです。

力強く大きな声で「黒閃ッ!」って叫びたいんです。

その瞬間を夢見ていない男子はこの世に存在しないはずなんです。

みんなが狙って撃ちたいんですよ、黒閃を。

そのために背筋を伸ばして真っすぐに生きているんですよ。

いつだって撃つ準備は出来てますよ、ってね。

*****

なんか、『HUNTER×HUNTER』と『呪術廻戦』が混ざっちゃうとわかりにくい感じがしないでもないですが、不思議としっくり来ている気もしていて変な安心感というか安定感があるのと思うのは私だけですか?

まぁ、この『週刊少年松山洋』の読者はみんな(私と同じく)大好物だと思うので、きっと大丈夫ですよね。

さて、ここからはまた全く違う話をしていきますが、どうしても気になる記事を見つけてしまったので少し吠えます。

(珍しく)ゲーム業界のニュース記事に対して感じたこと・思ったことを言葉にしていきます。

『龍が如く8 外伝』
『Rise of Rebellion~地罰上らば竜の降る~』
『トワイライトモンク』
『Ghost Hand』

こちらの4タイトルについてですが、正直前半2タイトルと後半2タイトルでまるで意味が異なることを書いています。

リンク先の記事とセットで見てもらえるといいかなと思います。

*****

ここから先は

2,532字

¥ 300

良かったらサポートいただけると嬉しいです。創作の励みになります。