『劇薬 -エンターテインメントという薬の真実-』
*この記事は近いうちに公開される情報ではありますが、完全に未発表の内容です。ですが、私自身が手掛けた仕事なので『週刊少年松山洋』の読者の方にだけ先行して情報を公開します。新展開の話です。
2017年11月に『エンターテインメントという薬』が出版されました。
2018年3月にフジテレビ『奇跡体験!アンビリバボー』でドラマ化もされました。
その反響は大きくて、羽田空港の待合室でも全くの初対面の人に声をかけられて“アンビリバボー観ましたよ、ゲーム制作頑張ってください!”って言われました。
本の感想もたくさんいただきました。
しかし、多くの反響があったのは私だけではありませんでした。
本に登場する全盲の少年こと、ヒロシくん(藤原洋くん)からある時連絡をもらいました。
“ぴろし社長、僕も本を書きたいです”
最初は驚きました。急に何を言い出したんだ?しかも本?全盲のヒロシくんが?本を書く?って、見えないのに?書けるのか?って。
“だからぴろし社長に助けてほしいんです。僕が書いた原稿をチェックしてもらえますか?”
いや、もちろん、それはいいけど。そもそもなんで急に?本を書こうなんて思ったの?
“10年ぶりにぴろし社長と再会してからのこの1年を振り返ってみて思ったんです。ぴろし社長が突然やって来て僕らのことを本にしたい!って言われた時も「本ってそんな簡単に出せるの?」って思ってたんです。けど、実際に本は完成して発売されました。フジテレビの『アンビリバボー』の放送もそうです。ほんのちょっと前までそんなことが起きるなんて思ってもいませんでした。ぴろし社長の行動力を見ていてやっぱりすごいなぁって思って。なんでも行動しないと始まらない。そう考えたら「よし、僕も」って思うようになったんです”
なるほど、そういうことか。
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