合格者のポートフォリオ公開⑤
「できてる」としか言いようが無い
今回はゲームプログラマーの合格者2名の作品と評価を記事として紹介します、が、先に言っておくとですね、プログラマーに関しては「正しい理解」を持っているかどうかが全てなんです。
「正しい理解」とはプログラム(C言語・C++)のことです。
なので作品を見ても合格作品は「よくできてる」としか言いようが無かったりするんです。
「できていない作品」の方がむしろアドバイスはしやすいんです。
しかしそれでは何の知見も得られませんし、勉強にもなりませんので。
今回は2名の合格作品とその評価ポイントと一緒に、制作された背景と共に制作する上での「大きな注意点」をあわせてご紹介したいと思います。
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合格者のポートフォリオ公開⑤
-プログラマー編-
先に背景の話をしておきますね。合格者Aさんのゲーム作品は実はとあるゲーム系専門学校に企業課題として出した作品です。
サイバーコネクトツーではいくつかのゲーム系専門学校と連携していて、定期的にこういった企業課題を出しています。
「アクションシューティングゲームを制作してください」
プレイヤーの挙動・敵の数・システム・ボス戦などの仕様が定められた状態でおよそ4か月程度で制作してもらうという内容です。
この時の参加者はおよそ25名、そこから中間チェックを実施した時に提出された作品は10点ほどでした。(15人くらいがこの時点で脱落)
最終的に期間内に提出された作品は4点でした。
そしてその4点の中で最もよく出来ていた作品が合格者Aさんだったということなんです。
(企業課題に対して途中の脱落者が多すぎる問題に関しては企業側と学校側の問題なので今回は言及しませんよ)
では順に作品を紹介しつつ評価ポイントをお伝えしますね。
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プログラマー合格者Aさん(22歳)
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