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【映画のこと】放課後アングラーライフ

どこかに自分の居場所は必ずある。

主人公は前の学校でいじめられていた女子高生。
転校先で釣り同好会に誘われる。

自分の殻閉じこもって新しい友人達となじめない主人公。

釣り糸をたらしながら、まとめ役のメガネの友人が視線を合わせずに静かに主人公に言う「また、いじめると思ったん?」「そんなことせえへんよ」。

釣り同好会で主人公に敵対心むき出し(これがかわいいw)の女の子が言う。「気にくわんけど仲間や」。
相手を認めるゆるぎない率直な言葉。

自分の辛い経験を話すには気力も体力も使う。
恐れや自分の無力さ(本当はそんなことないのに)と向き合うことになる。
でも、その勇気は、自分を新たな世界を見せてくれる。
予定調和かもしれないけれど、こういう作品がホッとしますわ。

世の中の映画評論はなぜか手厳しかったり難しく書いていたりするものもあるけれど、私は、なんだかな、まずは作品そのものを受け止めてみるようにしていますわ。
(途中で停止ボタン押すこともあるけどねw)

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