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ググればいい!とは言えないかもしれない。三省堂国語辞典第八版を購入!
noteを毎日書く2021年12月にしたいなと思う18日目!
今日は会社の同僚の結婚式2次会でした。こじんまりと仲間うちで会話を交わし、楽しいひと時を過ごすことができました。子連れ参加のため、残念ながら新郎・新婦に会えず帰宅しました。幸あれ!
国語辞典を買おう!と思った経緯
さて、道中で池袋ジュンク堂に寄りました。前々から狙っていた…そう三国です!最初は新語の辞書的な説明に興味を持っていただけなのですが、ネットの記事など読んでいるうちに、辞書編纂に携わる方々のアツいこだわりに、どんどん興味を惹かれてしまい、発売前に虜になってしまいました。
知らなかった!国語辞典に違いがあるとは…
「国語辞典などどれも同じでしょ」と思っていました。しかし、三省堂国語辞典とは異なる、新明解国語辞典は言葉のニュアンスを徹底的に追求した、どこかクスリと笑える語釈となっているそうです。
動画でも紹介されている「凡人」だと👇
ぼんじん【凡人】
自らを高める努力を怠ったり功名心を持ち合わせなかったりして他に対する影響力が皆無のまま一生を終える人
つくった人、性格悪いですね(笑)これが、三省堂国語辞典だと👇
ぼんじん【凡人】
1. ふつうの人。「偉大なるー」2. つまらない人。
シンプルですね。
子ども用の国語辞典も調べてみました
息子用の国語辞典は、ずいぶん前に購入しています。購入するときもたくさんのレビューなどを参考に、最後は実際に手にとって確認して購入した記憶があります。(また別記事にしますね)
ちなみに「凡人」調べてみました。
ぼんじん【凡人】
ふつうの人。ありふれた人。
「つまらない人」という意味の記載がないところが興味深いですね。小学生には、まだその言葉の意味が掴みにくいからなのか。辞書の拘りがかい見えますね。
国語辞典編集を調べてみると、胸熱
むねあつ【胸熱・胸アツ】
〔←胸が熱くなる〕〔俗〕気持ちがたかぶること。「なつかしすぎてー」
素晴らしい!
三省堂国語辞典のこだわりが垣間見えた
では、三省堂国語辞典の強みは何なのか…それは新語に強いそうです。しかし、紙面は有限なので当然ながら消える言葉もあるわけです、さらに、語の意味も年々変わります。
どんな解釈・説明にするのか、想像するに果てしない議論が交わされたことでしょう。そんな編纂者のこだわりが次の記事で見え隠れします。
上記の記事だけでなく、編集委員の飯間さんのTwitterも興味深く拝見させていただきました。国語辞典の、どの言葉1つをとっても揺るぎない拘りを経て完成されたんだろうなと思うと頭が上がりません。
「スッチー」などの語を削ると、意味を知りたい人が困るではないか、という批判をなおもいただきます。でも、「そもそもそれを載せていた辞書自体少ない」という指摘は、私たちにとって援護射撃になります。約8万語で現代日本語の肖像画を描こうとする時、これらの語の優先度はやはり下がるんですね。
— 飯間浩明 (@IIMA_Hiroaki) December 16, 2021
私自身も、コンテンツを作る、いち仕事人として彼ら彼女らの真摯な取り組みに背筋が伸びる思いです。この辞書を使って、子どもと一緒に学びが深められればなと。
本日はこの辺で。バイバイ!