見出し画像

お金の使い方の正解を知りたい―無職、鬱病回復期の今―

今日も言われた。


私は、しょっちゅう「わがままだ」と言われる。母に。


無収入、でも実家暮らしでなんとか、親に頼りながらやっているのだけれど、どこにお金をかけるのが正解で、何を我慢しなきゃいけないのか、いまだに判断ができない。もう、鬱病も9年生になろうとしているのに。


私は、幸い、本当に極貧な生活というものをしたことがない。タイミングを逃し、一人暮らしもまだ経験がないままだ。かといって、全くセレブとは無縁。ごく普通のサラリーマンの父、専業主婦の母のもとで育った。

母が複雑な家庭環境で苦労して育ち、「貧乏には強いの」とよく言っている。節約は当たり前のように生活の中にある。私はその母を見て育っているし、社会人になってLIVE遠征というものを覚えるまでは、お金をバンバン使うという生活とは無縁だった。

ただ、ちょっとしたことで、母は「贅沢だ」と指摘してくることが多い。「私なんか、こんなときはこうで、、、」と、自分の価値観を主張されたり、昔ばなしをされたり。でも、仕方がない。そんな環境で育ったんだから。

しかも、、、、、、今は、ここにおいてもらっていないと生きていけない身だ。



鬱病前にお金をかけていたもの。

★音楽

CD、LIVE円盤、LIVE(チケット代、交通費、グッズ、宿泊費)、FC会費(L’Arc-en-Ciel+中島美嘉=年会費約10000円)、、、など

★車の維持費

税金、車検、修理費、夏・冬タイヤ代、ガソリン代

★仕事用の衣類(ジャージ、安いTシャツ、エプロンなど) >> 私服

★下着

★化粧品(コフレドールとか)

★美容院(カラー、年2回の縮毛矯正)

★携帯料金(ガラケー)

★結婚、出産祝い →→鬱病初期も継続

★仕事のための勉強本


鬱病後にお金がかかっている(orゆずれない)もの。

★音楽→かけたいけれどだんだん無理になってくる。LIVE、FCは諦めている

★医療費

★年金

★のみもの(抗うつ薬の副作用でのどが渇く&外出時に服薬できるように)

★携帯料金(iPhone)

★体を守るための最低限の服、下着

★できるだけ安い、肌に合う化粧品

★たのしいと思える、我慢すると心が苦しくなるもの←(+α)


、、、、、、今悩んでいるのは、この+αの部分。


と、いいたいところだけれど、きっと、この一覧見ても、無職なのに贅沢だ、なんて思われているかもしれない。

音楽は、譲れなくて、貯金があるうちはしばらくFCも頑張って継続していたが、とうとう、昨年、どちらのFCも継続できなくなった。

そして、秋にリリースされる、中島美嘉さんの待望のニューアルバムも、購入できるかどうか分からない。今まで、何を削っても当たり前のように買っていたのに。


最近、お笑いコンビのキングコングにハマっていて、西野さんの制作した絵本にも感動して買った。このときの感動は本物だし、絵本は腐らないからOKだ。ただ、この映画が年末に公開されることに伴って、西野さんが力をいれているクラウドファンディングにお金を使ったりした。映画のチケットが届くものだけでなく、子どもに絵本を届けるものまで、、、

悪いことをしていないし、後悔するようなことではないが、西野さんのオンラインサロンの会員数は6万人を超えるし、私以外にも彼に力を与えられるひとはたくさんいる。わざわざ、無職で今の生活で精一杯の私は、ここにお金を使う必要があっただろうか。(こんなこと言ったら、西野さんに失礼なのは重々承知だけれど)

今、音楽に、すきなアーティストにお金をかけられない中で、YouTubeやTVで無料でたのしませてくれるお笑い芸人さんに力をもらっている。そうだっったはずだ。きっと、本当に西野さんはエンタメに対するわくわくのさせ方、みているひとが喜んで出費したくなるもののつくりかたがうまいのだ。

要は、自分で見極めないと、自分の中のエンジンに任せて出費をして、あとあと頭を抱えて苦しむことになる。お金をどこに使うかは自分で決めて、自分で責任を持たなくては。


だって、今まで大事にしてきた、音楽に対しての出費が、できない状況になってしまうんだもん。



ずっと、すきなアーティストに、音楽に、支えられていたじゃないか。



削れるもの、必要なものは、何だろう。



「ピアノ売ったり、ガラケーにしたりとか、なんじゃらかんじゃら、、、、、、」

今朝母に言われたことは、こうだった。



、、、、、、、、iPhone。


ガラケーにすることで、できなくなることは多い。


アプリが一通り使えなくなる。

”チケットボード”という、中島美嘉さんや、最近L’Arc-en-CielのLIVEでも利用することになっている、チケット専用アプリがある。

これがないと、どうやってLIVEに行けばいいのか。


私のいちばんの心配はこれなのだ。


元気になったら、絶対にLIVEに行きたいのだ。


、、、、、、絶対に。



格安スマホも考えたが、調べたところいろいろ条件があり、どうやら結果安くならないようだった。


せめて、ガラケーでも、このPCが、もってくれたなら、、、、、、


私の、このPCはもう10年選手。

スマホに別れを告げて、そしてゆくゆくこのPCが壊れた先に、新しいPCを買える保証なんてある?


何か仕事をするにも、PCには慣れておいて損はないと思って、今こうしてnoteに向き合っているという現実もある。


”我慢”って、何をもっていうんだろう。

”わがまま”って、どこまでのことなんだろう。

考え方を改めるとしたら、どこなんだろう。



ずっと前。

まだ保育現場にいた時代。


手首の腱鞘炎になった私に、


「pizza先生はお嬢だからー♪」


と、お局保育士さんに言われて、ものすごく傷ついたことを覚えている。


実家暮らしだからって、何の苦労も知らない人間だと思われるのは心外だった。母が心を病んで倒れて、だいぶ私はがんばっていたところだった。そんなことも知らないで、手首をやられたひとに対してそんなこと。冬、雪かきをするたびに、あの日のことを思い出す。



、、、、、、でも、今こんな立場になってくると、本当に私の考え方は”お嬢”なのか、甘いのか、何も分からない苦労知らず(お金に対して)なのか、、、、、、と、考えてしまうことすら出てきた。


今、私が変えられること。

どんなことがあるだろう。

何を我慢出来たら、家族に負担をかけなくて済むのか、

何を大事にしたら、自分の心に負担をかけなくて済むのか。


早く、収入を得られる立場になりたいけれど、まだ道のりは、遠いから。

急いだら、絶対にダメな病気だから。


我慢したらよくならない病気なのに、我慢しなければいけないなんて、皮肉だね。

親に頼れているだけ、十分なのは、本当に分かっているはずなんだけど、、、、、、


私よりもお金に困っているひとなんて山ほどいる。

結局、私はわがままなんだ。


困ったね。



どうしたらいいんだろう。


わからない。


答えなんて、あるのかな。



答えは、出なさそうなので、おわり。



明日は、今日より前を向けますように。



未熟ですががんばっております。治療費にあてさせていただきたいです。よろしくお願いします。