カジサック動画に学ぶ”素直”になることの大切さ③河本準一
これは、カジサックチャンネルの動画というよりは、カジサック(梶原雄太さん)がきっかけで学んだ〈素直〉エピソードなので、”タイトルに偽りアリ”状態になるかもしれませんが、どうか、お手柔らかに、、、、、、
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きっかけの動画は、そもそも『毎週キングコング』だった。
”カジサック” 誕生まで、そしてその後認められるまでには、本当に苦労があった。
芸人がYouTuberとしてデビューするなんて、2018年当時は考えられない時代だったので大批判を浴びたが、彼の活動の成功とともに時代は変わってきて、今や、有名人がYouTubeチャンネルを持つことは当たり前のようになっている。
デビュー前の1年間猛勉強し、今もなおYouTubeについて研究を重ねながら動画を作り続けている梶原さん。徐々に、芸人さんをはじめ、多くのひとからYouTubeに関しての相談を受けるようになる。
時に、今年のコロナさんで、たくさんの芸人さんから相談をうけたようだ。
”カジサック”デビュー当時、彼を批判していたひとたちまでも。
※この件に関しては、こちらの動画をどうぞ。
いろいろ思うところはあるが、キングコングは今や革命家コンビ。相方の西野さんも、同じような(それ以上の)苦しみを味わっていた。
”腹が立つのは分かるが、いちいち腹を立てていたら体がもたないから、恨まないことに決めた。”
そんな西野さんの話に、「じゃあ、おれもやるわ。」と、心を決めた様子の梶原さんだった。
そんな話を聞いていて、しばらくしてあがった動画で、
「頼み方ってあるよな」という話になり、
梶原さんが、相談をされたとある素敵な先輩芸人さんの話をしていた。
この動画の、17:36から。
先輩芸人が、後輩芸人に対し頭を下げるって、本当に勇気がいることだ。
後輩に対して、相手の忙しさも加味してあくまでも謙虚に、「助けて」を言える。
任せてください、と言われて提案してもらったことに対し、涙を流して感謝できる。
そんな、かわいらしい、素直な先輩がいるんだ。
「かっこえーなぁーーーー」と言い合う、西野さんと梶原さん。
ここでいう ”かっこええ” とはおそらく、プライドを捨てて謙虚に、後輩に頭を下げられる姿勢のこと。
助ける側も、こんなに感謝されたら絶対、この後もサポートしていきたいと感じてしまう。
なんなら、いちカジサック視聴者の私としても、そんな素敵なひとの活動なら応援したい。
〈素直〉って、ひとの心を動かす、すごい力だ。
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そして、ある日UPされたカジサックチャンネルの動画。
4つのチャンネルとコラボする ”カルテットコラボ” ということで、出演者はCHEMISTRYの川畑要さん、エハラマサヒロさん、次長課長の河本準一さんという、豪華なメンバー。
動画自体がスペシャルすぎて、私の高校時代の青春のCHEMISTRYだし、もう大興奮で観ていたのだが、、、、、、、そんな動画内で、ひとりひとりを紹介する場面があった。
そこで、河本さんの紹介になったときに、カジサックの言葉で、なんとなく、、、、、、、、
『毎週キングコング』内の、あの、素敵な先輩エピソードが、、、、、、、
頭に浮かんでいた。
、、、、、、、、お?
生まれ変わった、先輩って言ってた、もしや。
この動画をたのしんで、すぐに『河本じゅんちゃんねる』にとんでみた。
完全に、あの先輩は、河本さんだ!!!!!!
動画を観ていても分かった。
どうやら、以前からやっていたYouTubeチャンネルがうまくいかなくなり、焦るがあまりどんどん本来の河本さんが出せなくなっていき、本当に行き詰ってしまったようだ。かなり苦しんだ様子だった。
「もうなんにもわかんないんすよ、、、、、、」
と、かなりの追い込まれようだった。
カジサックが他の有名人のチャンネルに出演したときの、そのチャンネルへのアドバイスはいつも適格だが、河本さんのチャンネルのこの動画では、本当に細かく、そして精神的な面までしっかりコンサルタントしていた。それはカジサックというより、河本さんの後輩でもあり、本来の”陽”の部分、おもしろさを知っている後輩梶原雄太としてのアドバイスでもあった。本当に、このひとを救いたい、このひとがもっているいい部分をたくさん発揮できる場所を作ってほしい、作れるはずだという期待も込みで、とにかく気持ちを込めて話をしていたのが印象的だった。
そして。
それを横で聞く、河本さん。
エンタメも含めだが、心からの感謝の意味をこめて、”カジサック”に対してずっと腰を低くしていた。正しくは、終始正座をしていた。
「なるほど!」
と意見を受け入れたり、
「あー、やってたわーーー!!!!!」
と、ダメな例についてガチな反省をしていたり、、、、、、
覚悟を決めていた河本さんは、全てを受け入れ実行する姿勢だ。
カジサックと話しながら、自分の持ち味を発揮できるコンテンツについて、いろいろ案が浮かんだ様子だった。
そして、概要欄、コメント欄には、カジサックへの感謝の気持ちを、素直につづっていた。
さらに、私のように『毎週キングコング』での”あの先輩”だろうか、と思った方が、コメント欄にそれを書いたところ、なんと河本さんご本人が、こう返信していたのだ。
後輩の前で泣いたこと、隠さずに言ってしまえる。
なんてかわいらしいひとなんだ。
やっぱり、こういうひとには、応援したくなるものだなぁと。
そして、私が、チャンネル登録を決めた動画が、カジサックとのコラボ動画の前にUPされていた、この動画だ。
突如、自分の生い立ちを話し始める河本さん。
、、、、、、しかし、最後には、聴いている私の顔がPCの画面とくっつきそうなほどに、惹き込まれていた。
プロの芸人としての話術。
そして、それを上回るであろう、このYouTubeに対して向き合っていく意志を伝えるための、熱量。
これは、是非、再生してほしい。
これも、カジサックの提案かな?本人がやりたかったことかな?
これをみて、私は”応援”登録をした。
やっぱり、苦しいときこそ、自分のプライドとか、これまでのこだわりとか、いろいろ犠牲にしても、ひとの話を素直に聞くこと。
本当に大事だなと思う。
河本さんはその後、TVではなかなか聞けないさんまさんのエピソードなど、みんなが聴きたくなるような話を動画で語ったり、藤森さんの家に歯磨き粉を見に行ったり、早速たのしい企画を実行し始めている。芸人として顔が広い、交友関係を活かしながら、どんどん攻めた企画をしていってくれそうだ。
動画を観る限り、カジサックに教えを乞うひとのなかには、YouTubeを結構軽くみているようなひとも正直いるのだが、河本さんは真面目に取り組んできたからこそ、壁にぶちあたり苦しみ続けたのだということがはっきりわかる。方向が定まったことで、これからは走り続けるだろう。
”タンメン”をチャンネル名から外すことに関しては少しためらいがあったようだが、過去の栄光より、未来をみる決意。これも、次のステップに進むとき、芸人さんに限らず、できるかどうかが問われるところだ。
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苦しいとき、困ったときは、まず〈素直〉になること。
河本さんは、それができたひと。
私自身、鬱病の診断前、体がきかなくなって職場に行けなくなったときにようやく、家族に頼ることをできるようになった。病気になるまでできなかった。相談なんて、友達のほうが楽にできた。内弁慶もあるが、母の病気もあり、”長女の私がしっかりしなければ”、という思いが勝手に発動していて、気を張って、ずっと家族に素直になれなかった。職場でどんな状況にあるのかを、言うことはできなかったのだ。体が、心が壊れるまで。
今は、すっかり、甘えなくてはいけない身になり、もう、9年目になる。
家族に対してもう少し、素直に甘えたり、強がらないで相談できていれば、ここまで無職で実家での療養生活が長引くことはなかった。
結果、最強に迷惑をかけているのだから。4か月もしたら、34歳になる。
とっくに自立して、孫の顔でも見せている年齢なのに。
頑固はなかなか治らないけれど、鬱病治療にあたって、強がりは、少し捨ててこれた。
目指せ、〈素直〉な自分。
今、私は、本当に〈素直〉に憧れている。
カジサックを通じて、3人の〈素直〉なひとのエピソードを書かせてもらった。
〈素直〉になるのは、結構苦しいけれど、その先には、必ずいいことが待っている。
これから、目指す姿勢を諦めない。
変わりたい。
こんな生活の自分だけれど、自分を変えるきっかけが転がっているときに迷わず掴めるような、なにか、収入につながるかどうかではない、準備を怠らない。
何かを、常にがんばっていたい、たのしんでいたい。
ひとの人生や、姿勢に学ぶ気持ちを、これからも持ち続けていけますように。
いろんなひとの人生を教えてくれてありがとう、カジサック!!!!
未熟ですががんばっております。治療費にあてさせていただきたいです。よろしくお願いします。