教師は子どもに火をつけるのだ
教師とは「教える者」と生徒「教わる者」で知識の伝達だと思っている人が多いです。
確かにこの信頼関係が成り立たないと授業は成立しません。
しかし知識の伝達、それは誤解です。
残念ながら教師の中にもそう思っている人が多いです。
教師は子どもたちに火をつけるだけです。
投げかけ、問い、自発を促すのです。
それこそが、教師の役目であり知識の注入ではないのです。
8年前「福祉」の授業をやった時のこと。
福祉から思い出すこと、ある程度調べる中で疑問に思ったこと
これを出させてまとめたのが次の写真です。
自分が疑問に思ったことを課題別のグループにして調べていくのです。
自分の疑問であって教師の疑問ではありません。
なので「追求して発見する喜び」を子どもたちは体験します。
この「喜び」こそが大事であって、内容では無いのです。
自分で問題解決する喜び、このことをさせるための
教師の火付け役。それこそが教師の仕事です。
この時はパラリンピックが開催されましたので、それをバスをチャーターして見に行きました。
こうした実体験こそが子どもたちの糧となるのです。
机上の勉強だけではない「座学からの脱却」が必要なのです。
バーチャルを全て否定はしませんが、より本物体験が重要なのです。