2020/02/17 図書館のはしご/意欲と段取りの問題
昨日の続き。
「ヴァレリーの詩」と言われるもので、新聞で言及されているものが実際にどのようなものだったのかを確かめるために、勤務校系列大学の図書館へ向かう。予約した筑摩書房版『ヴァレリー全集』も受け取る。
ところが、中高教員ではデータベース検索はできないと言われてしまう。契約の都合だとか。そもそもこの図書館には一台も検索用の端末が設置されていない。利用者は自分の端末でOPACの検索をする。学生は一人一台PCを持っていることになっているのだ。新聞データベースやMAGAZINE PLUSは、大学の学内ネットワークを使える大学教員と学生との利用に限られていて、中高教員は使えないそうだ。(中高は独自のネットワークを使用しているので、大学とは別になっている。)がっかり。司書さんたちが申し訳なさそうにしていることに申し訳なく思う。
仕方がないので、仕事の後、大阪府立中之島図書館へ向かう。20時まで開館していることがありがたい。データベース利用受付とプリントアウトの締切が閉館30分前なので、1時間でひとまず読みたかったものと+αの資料を手に入れて満足する。
帰りの電車、自分の行動に少し驚く。今まで仕事帰りに図書館に寄るなんてしたことがなかった。仕事しながらでも、調べ物をしようと思えばできるのだと気づく。もっとうまく仕事をこなして、定時に出られれば、思っている以上にできることが多いのかもしれない。要は意欲と段取りの問題なのだ。
ヴァレリーの言葉については、資料読んでからまた書きます。
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