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読書を行動と紐づける

毎日のようにZOOMを使うのが
すっかり常態化しているこの頃。
今日は、友人が読書論のセミナーを
開くということで、参加してみた。

テーマは、
「やり直しの読書論」。
どうしても積読が増えがちな自分を
叱咤する意味で、
そして少しでも積読を減らして
「読まなきゃ・・・」という罪悪感、
後ろめたさのようなものを減らしたい、
そんな動機も手伝っての参加だ。

参加人数が6名ということで、多くも
なく少なくもない、程よいサイズ。
インタラクティブ性を重視されて
いたので、あと1、2名少なくても良い
かもしれないと思いつつ、逆にあと
1、2名多かったらちょっときつかった
かもしれないな、という感想を抱く。

やはり、グループには適正な人数と
いうものがあり、先日ある方から
ZOOMでは4名がベストと教わったの
だが、実際にやってみて「確かに!」
という感覚を持った。
話す側、聞く側の時間のバランスが、
4名位だと丁度良い塩梅。
ただ、その「丁度良い」という感覚を
正確に言語化するまでには至って
おらず、あくまで主観、感覚である
ことをお断りしておく。

今日の学びの肝を整理すると、
以下のような感じだ。

まず、読書を人生の目的と紐づけること
からスタートするべき。
人生の目的を核とした同心円、または
人生の目的を頂上にしたピラミッドを
作る。
その周り(あるいは下段)に、それぞれ
大目標、中目標、小目標を位置付け、
どのレベルでの読書なのかを常に把握
すると良い。
それによって、読書に対する強い
モチベーションを掻き立てることが
可能となる。

次に、本を読むからには、そこから
何かを得たいわけで、単に知識を得て
満足するのではなく、あくまでそれが
金銭・非金銭を問わず何らかの「報酬」
として返ってくることを前提にして
いるはずだ。
そんな「報酬」を得るには、「行動」
することが必須。
その「行動」をどう促すか?
答えは、まずその場でやってしまう!
というのが最速。
「そこで本を読むのを止める勇気」を
持とうという話に、思わず
「なるほど!」と膝を打った。

本に書いてあることをメモする必要は
なく、そこからヒントを得てTo doを
メモすべきである、との話も、非常に
説得力がある。
普段から書評メルマガや書評ブログを
多数愛読している身としては、確かに
内容を要約してくれている人が既に
たくさんいるので、内容を見たいなら
それらを参照すればよい。
自分が読書をしたときは、そこで自ら
が考え、導き出した「やるべきこと」
をメモすることが、最も生産的だと
いうのは納得だ。

社会人の学びは仮説検証型の学びで
あり、自ら問いを立てる学び。
正解が無いからこそ、教養が生きて
くるので、幅広い教養を身に付ける
ことが人生を充実したものにする
には必須だ、という趣旨の話も共感
できるものであった。
高校3年生の頃、ある先生から、
大学以上の「学問」は自ら問いを
立てるものであり、これまでとは
根本的に違うものであるから心せよ、
と教わったことがよみがえってきた。
日本の大学は「学問」できていると
言えるのか、何とも心もとないが、
それは余談。

ワークの時間もそれなりにとって
くれたので、自分はなぜ読書を
すべきなのか、どんな読書を目指す
べきか、といった「読書」のこと
のみならず、もっと高次の問い、
それこそ「人生の目的」とか、
「自分は何で飯を食っていくか?」
といった本質的な問いを自分に
向ける時間が取れたことに満足の
2時間半だった。
フレッシュな気分で、明日からまた
新しい一週間、楽しく仕事をしよう。

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ahiraga
己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。