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20250108【酵素】って何ナン❓2日目

「Aloha(アロハ)🤙」
ハイクオリティヒーラー:ピリナ愛です。

昨日の投稿を読んでいただいた
みなさま
ありがとうございました。
引き続きよろしくお願いいたします!

今日はじめて私の投稿を読んでくださる
みなさま
よろしくお願いいたします!

本日も
酵素に関して気になったので
調べてみました( ´艸`)
2日目です。

発酵のぎもん
発酵食品って何がいいの?

発酵食品3つのメリット
発酵食品とは、
微生物(乳酸菌、麹菌、酵母など)の
働きによって食物が変化し、
人間にとって有益に
作用した食品のこと。
発酵によって主に3つの
メリットがもたらされます。

食品の保存性がアップする
食品を長期保存するためには
・乾燥させる
・塩漬けにする
・燻製にするなどの
方法がありますが、
「発酵させる」のも
保存性を高める一つの手段です。
発酵を促す微生物が増えることで、
腐敗菌を
寄せつけないようにするのです。
微生物の世界では、
ある環境のなかに特定の微生物が
一定数以上いる場合、
ほかの微生物は
繁殖することができません。
また、発酵によって
生成される乳酸や酢酸、
アルコール自体にも
殺菌効果があるので、
雑菌の増殖を抑え、
食品のおいしさを保ってくれます。

味わいや香りがアップする
発酵食品には
発酵させることによって、
味や香りが変化し、
おいしく食べやすくなるという
特長があります。
日本人が定義した味覚の一つに
「うま味」がありますが、
発酵によって
このうま味がもたらされます。
原料が微生物の力で
分解され発酵する過程で、
アミノ酸やイノシン酸、
グアニル酸などの成分が生まれ、
これがうま味のもとです。
発酵食品の
独特な香りについても、
発酵過程で微生物の
作用によって生成される
香気成分によるものです。

栄養価や健康調節機能がアップする
食品を発酵することで
栄養価や健康調節機能が
大幅に上がることがわかっています。
発酵の過程で微生物が
ビタミン類など、
さまざまな栄養成分
をつくり出します。
例えば、
大豆を発酵させてつくる
納豆においては、納豆に含まれる
ビタミンB2は煮大豆の約10倍に、
葉酸は約3倍にアップ。
大豆のときには
ほとんど含まれていない
ビタミンK2も納豆には豊富に
含まれているなど、
新しい栄養成分も加わります。
また、健康調節機能を持つ
物質が体内に
吸収されやすくなります。
納豆や味噌では、
イソフラボンが体内に
吸収されやすく変換されたり、
抗酸化物質が生産されたりします。

発酵食品が体にいい理由
発酵によって食品に起こる
メリットをお伝えしましたが、
次にそれを食べる私たちが
受けるメリットについて、
健康面から考えてみます。
ただし、発酵食品の種類によって
含まれる栄養素が異なるため、
すべてに共通して
言えることとは限りません。

体内へ吸収されやすい
発酵過程で微生物が原料の
栄養素であるでんぷんや
たんぱく質を分解するため、
体内で分解する必要がなく、
体への負担が軽減されます。

免疫力が高まる
発酵食品に含まれる
乳酸菌や納豆菌には、
腸内環境を整える働きがあります。
それらを含む発酵食品を
とり入れることで免疫力が高まり、
健康維持に役立ちます。

若々しさをサポートしてくれる
老化の原因ともいわれている
体内の活性酸素。
その発生を抑えるのに
抗酸化物質の摂取が有効です。
味噌や赤ワイン、チョコレートなどの
発酵食品には、
抗酸化物質である
ポリフェノールなどが
豊富に含まれているため、
体内で増えすぎた活性酸素を除去し、
体の酸化を防いでくれます。
また、発酵の過程でつくられる
アミノ酸や酵素などが
新しい細胞の生成を促すため、
美肌効果も期待できると
言われています。

代謝アップや生活習慣病の予防になる
多くの発酵食品に含まれている
ビタミンB群には、
代謝を促進する作用があります。
また、味噌や醤油、納豆など
大豆系の発酵食品に含まれる
イソフラボンには、
血液中の悪玉コレステロールを
減らす働きがあり、
動脈硬化の予防に
寄与することがわかっています。

ストレス軽減に役立つ
味噌や納豆、ぬか漬けやキムチ、
ヨーグルトなどの発酵食品には、
天然アミノ酸の一種である
GABA(ギャバ)という
物質が含まれています。
GABAは神経伝達物質として
脳の興奮を鎮めて、
イライラを抑えたり、
リラックスさせたりする
抗ストレス作用があるとされています。

発酵と腐敗、熟成の違いとは?
「発酵」と「腐敗」は紙一重
乳酸菌、麹菌、酵母などの
微生物は、自らの生命活動のなかで
エネルギーを得るために
炭水化物やたんぱく質などの
有機化合物を分解して、
さまざまな副産物をつくり出します。
そのなかで人間にとって
有益な物質がつくられる現象が
「発酵」、逆に人間にとって
有害な物質がつくられる現象が
「腐敗」となります。

例えば、牛乳に乳酸菌を加えると、
乳酸菌が作用して
牛乳に含まれる乳糖を分解し、
副産物として乳酸をつくります。
その結果、独特の爽やかな
酸味が生まれ、私たちが日々
食べているヨーグルトができます。
同時に酸性になることで
腐敗菌の増殖を防ぎます。
つまりここでは乳酸
「発酵」が起こったといえます。

一方、牛乳を常温で
そのまま放置しておくと、
腐敗菌が増殖し、変な味がしたり
不快な匂いになります。
これが「腐敗」です。

ただし、微生物の反応が
有益と捉えるか、無益と捉えるかは、
文化や習慣、個人的価値観によって
異なります。
16世紀に来日したイエズス会の
宣教師ルイス・フロイスが
ヨーロッパと日本の文化を
比較した著書のなかに、
「我々においては、魚の腐敗した
臓物は嫌悪すべきものとされる。
日本人はそれを肴として用い、
非常に喜ぶ」という記述があります。
つまり、ヨーロッパの人にとって
無益である塩辛類は、
日本人にとっては有益な
食べ物というわけです。

「発酵」と「熟成」はどう違う?
発酵が終わったあとに
温度や湿度などが管理された状態で
寝かせておくことで、
風味や品質が向上することを
「熟成」といいます。

例えば、味噌の場合は、
まず麹菌が作用する発酵が起こり、
その後、麹菌がつくり出した
酵素の働きにより熟成の段階に入ります。
そして熟成の期間によって、
できあがる味噌の色合いや風味、
香りが変わります。

熟成によってできあがりのタイプや
風味が大きく異なるのがチーズです。
チーズは生乳に乳酸菌や
酵素を加えて発酵させてつくりますが、
熟成中にもともと生乳に
存在していた酵素や製造工程で
加えた酵素が働き、
多種多様なチーズを生み出します。

また、発酵食品でなくても
熟成は起こります。
それが熟成肉。
微生物ではなくお肉が
もともと持っている酵素によって
お肉のたんぱく質が
分解されてやわらかくなり、
アミノ酸が増えて旨みが増します。

「麹」とは?「糀」と何が違うの?
発酵食品に欠かせない「麹」

「麹」とは、米・麦・大豆などの
穀物に「麹菌」を繁殖させたもので、
日本の発酵食品を
つくるのに欠かせません。
どんな食材(培地)で菌を
繁殖させるかによって、
できあがる麹の種類が変わり、
つくる発酵食品によって
使い分けされています。

米麹
蒸した米に麹菌を繁殖させたもので、
「米味噌」
「甘酒」
「日本酒」
「塩麹」
「酢」などを
つくる際に用いられます。

麦麹
蒸した麦に麹菌を繁殖させたもので、
主に九州・中国・四国地方でつくられる
「麦味噌」
「麦焼酎」に
用いられます。

豆麹
蒸した豆に麹菌を繁殖させたもので、
主に東海地方でつくられる
「豆味噌」
「八丁味噌」に
用いられます。

麹菌にも種類がある!?
用途に応じて用いる麹菌にも
さまざまな種類があります。
麹菌を培養してできた胞子を乾燥させた
「種麹(たねこうじ)」は、
麹づくりの
スターターとして使用されています。
種麹は別名“もやし”と呼ばれ、
それをつくるメーカーのことを
「もやし屋」と呼んだりもします。

黄(き)麹菌
昔から日本で
用いられている代表的な麹菌。
緑がかった黄褐色をしており、
主に
「味噌」
「醤油」
「清酒」づくりに用いられます。
でんぷんやたんぱく質の
分解能力が高いのが特徴です。

黒(くろ)麹菌
沖縄の「泡盛」をつくるのに
用いられる黒色をした麹菌。
現在では「焼酎」づくりに
用いられることもあります。
クエン酸を生み出すという特徴があります。

白(しろ)麹菌
黒麹から突然変異して生まれた麹菌。
黒麹よりも明るい褐色のため、
白麹と名づけられ、
主に「焼酎」づくりに用いられます。
黒麹と同様、
クエン酸を生成します。

紅(べに)麹菌
中国や台湾で古くから
用いられている麹菌。
小豆のような紅色をしており、
「豆腐よう」
台湾でつくられる
「紅酒(アンチュウ)」づくりなどに
用いられます。

カツオブシ菌
「かつお節」づくりに
用いられる麹菌。
つお節内部の水分を吸収し、
旨みを引き出します。

「麹」と「糀」
そんな麹を示す漢字には、
「麹」と「糀」の2種類があります。
どちらも読み方は“こうじ”ですが、
一体何が違うのでしょうか?

ひと言でいうと
「麹」は中国から伝わった漢字で、
「糀」は明治時代
に日本でつくられた国字です。

“麦”偏に米(粒)を勹(包む)と書く「麹」。
かつて中国では
麹をつくるのに主に
“麦”を用いていたことから、
麦などの穀物の粒が
麹菌などのカビによって
包まれている様子を表していると
いわれています。
一方、“米”偏に花と書く「糀」。
日本では麹をつくるのに主に
“米”を用いてきました。
蒸した米に麹菌の
白いふわふわの菌糸が
生えている様子が、
米に花が咲いているように見え、
生まれた漢字だといわれています。
ちなみに麹のつくり方も異なり、
日本では
蒸してほぐした穀物に麹菌を
散布して繁殖させます。
バラバラとした粒ごとの形状なので
「散麹(ばらこうじ)」と
呼ばれています。
一方の中国では、
穀物を粉にして水を加え練り固め、
置いておくことで自然に
麹菌が繁殖していきます。
団子や切り餅のような形状なので
「餅麹(もちこうじ)」と
呼ばれています。
日本で用いられる
麹菌は「コウジカビ」と呼ばれるカビで、
中国では「クモノスカビ」と
呼ばれるカビが主体です。
「麹」と「糀」、明確に
意図が定められている
わけではないため、
どちらを使っても
間違えではありません。
ただ、一般的に「麹」と書くと
麦・豆・米など穀物でつくられた
“こうじ全般”のことを表し、
「糀」と書くと‟米こうじ“のことを
表していることが多いようです。

「腸内フローラ」ってなに?
微生物によってできたお花畑
私たち人間の腸には
数100兆個もの細菌が
生息しているといわれ、
その重さは約1.5〜2キロにも
及ぶそうです。
腸内細菌は
種類ごとに分かれて集落を
形成しているのですが、
その様子がまるで
お花畑のように見えることから
「腸内フローラ」と
呼ばれるようになりました。
そんな腸内フローラは
一人一人異なり、
3〜5歳くらいまでに
腸内の菌種のパターンが
できあがるといわれています。

理想的なバランスとは?
腸内フローラを
構成する細菌は大きく
3種類に分けられ、
「善玉菌・悪玉菌・日和見(ひよりみ)菌」の
バランスが「2:1:7」の状態が
理想的だとされています。

善玉菌
私たちの体にとって有益な
働きをする菌のこと。
ビフィズス菌などの
乳酸菌が該当します。
善玉菌は食物に含まれる
糖分や食物繊維を分解して、
乳酸や酢酸、
各種ビタミンなどを生成し、
腸内を弱酸性の状態に保つことで、
悪玉菌の侵入や
増殖を防いでくれます。
また、腸内の有害物質を
体の外へ排出する働きもあります。

悪玉菌
私たちの体にとって有害な
働きをする菌のこと。
ウェルシュ菌、黄色ブドウ球菌、
病原性大腸菌などが該当します。
悪玉菌は食物に含まれる
動物性たんぱく質や脂質を分解し、
便として排泄処理するという
働きがあります。
ただし、腸内で悪玉菌が
増え過ぎると便秘や下痢、
肌荒れ、アレルギーなどの
体調不良を引き起こします。
便やおならの悪臭の元も
悪玉菌の働きによるものです。

日和見菌
善玉菌にも悪玉菌にも
属さない菌のこと。
バクテロイデス、
大腸菌(無毒株)が該当します。
日和見菌は腸内において
多い方の菌と同じ働きをすると
いわれています。

腸内フローラを整えよう
腸内フローラの菌のバランスは、
加齢、食生活、疲労や
ストレスなどによって
日々変化するものです。
なかでも腸内のビフィズス菌は
年を重ねるごとに残念ながら
減少していくことがわかっています。
年齢によるものは
変えられませんが、
腸内環境は食べたものに
大きく左右されるため、
毎日の食生活で腸内フローラを
整えることができます。

例えば、
肉類や魚介類、卵、乳製品など、
動物性たんぱく質や
脂質の多い食事に偏ると、
それらを分解する
悪玉菌が増えてしまうため、
注意が必要です。
一方で「プロバイオティクス食品」を
食べることで
善玉菌を増やしたり、
「プレバイオティクス食品」を
とることで善玉菌の働きを
活発にしたり、
腸内の環境を整えることができます。

なお、プロバイオティクス食品とは、
善玉菌を含むヨーグルト、
乳酸菌飲料、漬物、納豆、味噌、
酒粕などの発酵食品のこと。
プレバイオティクス食品とは、
善玉菌のエサとなる
食物繊維や
オリゴ糖などを含む海藻、
いも類、果物、野菜、大豆、
きのこ類などのこと。

また食事だけではなく、
適度な運動をすることで
腸が刺激され、
活性化するといわれています。

「酵素」とは?
酵素ってなに?
「酵素」とは、
主にたんぱく質で構成されており、
人間や動物、植物など
すべての生き物が生きていくうえで
必要な、消化・吸収・代謝などの
化学反応を促進するものです。
私たちの体の中には
およそ5000種類の酵素が
あるといわれていますが、
各酵素は一つの働きのみをする
スペシャリストであり、
大きく「消化酵素」と「代謝酵素」に
分けられます。

消化酵素
食べた物を分解して、
体に吸収しやすいようにする酵素。
消化酵素は、
炭水化物(でんぷん)を分解する
「アミラーゼ」、
たんぱく質を分解する
「プロテアーゼ」、
脂肪を分解する
「リパーゼ」、
核酸を分解する
「ヌクレアーゼ」などに
分類されます。
なお、私たちの唾液の中には
でんぷん分解酵素である
「アミラーゼ」が、
胃液の中には
たんぱく質分解酵素の
「ペプシン」が、
すい液の中には脂肪分解酵素の
「リパーゼ」が含まれています。

代謝酵素
消化酵素以外のもので、
体内に吸収された栄養素を
体の細胞に届ける酵素。
新陳代謝や血液循環の促進、
免疫力アップ、
老廃物の排出など、
生命活動のすべてに関係しています。

酵素の力は決まっている?
酵素の働きは、
年齢を重ねるごとに減退していきます。
加齢によって
食事の量が減ったり、
油っこいものを食べると
胃がもたれやすくなったりするのは、
消化酵素の力が
弱まったためといわれています。
代謝酵素も年齢とともに
その力が弱まり代謝が衰えるため、
若い頃と同じ食事量でも
太りやすくなったり、
肌が荒れてしまったりします。

また、酵素をスムーズに
働かせるために必要なのが
「ビタミン」や「ミネラル」です。
特に、ビタミンB群は
エネルギーの代謝や神経伝達に
関与するため、非常に重要です。
ビタミンやミネラル不足になると、
代謝酵素がスムーズに
働かなくなり、
エネルギー生産や
代謝の低下につながります。
それによって
疲れやすさや体調不良、
肌荒れなどを引き起こすと
されています。

麹菌が生み出す酵素とは?
発酵食品づくりに
欠かせない微生物のなかでも、
麹菌は特に多くの
酵素を生み出します。
その数は約100種類とされており、
それらの酵素が
各種ビタミンやアミノ酸などの
栄養素を生成します。

代表的なのが
でんぷんを分解してブドウ糖を
生成する酵素「アミラーゼ」、
たんぱく質を分解して
アミノ酸を生成する酵素
「プロテアーゼ」、
脂質を分解して脂肪酸と
グリセロールを生成する酵素
「リパーゼ」。
これらは人間が持つ
消化酵素と同じ働きをします。

発酵食品が体にいいというのは、
酵素の働きによって
体内へ吸収されやすいように
既に栄養分が分解されているから。
消化のために消化酵素を浪費せず、
新陳代謝のために
代謝酵素が活用されるのです。

食品以外にも活用される発酵とは?
食品以外にも活用される発酵の力

発酵とは、微生物が
有機物を分解する過程で、
人間にとって有益な別の物質を
生み出すこと。
私たちにとって身近なのが
発酵食品ですが、
実は社会のさまざまな分野で
発酵の力が利用されています。

医薬品分野
市場規模で
一番大きいのが医薬品です。
発酵技術を応用してつくられる
医薬品の代表格が、
細菌性感染症の治療に用いられる
「抗生物質」。
微生物からつくられ、
ほかの微生物の生育を抑制する
働きがあります。
例えば〈ペニシリン〉は、
青カビの一種からつくられており、
抗菌作用があるため
悪い菌が増殖することを防ぐ
効果があります。

近年では、
世界で流通している
コレステロール合成阻害剤
(コレステロール抑制剤)も、
発酵の力によって
生み出されるようになりました。
ほかにも抗がん剤、
胃腸薬や整腸剤などの消化剤、
各種ビタミンや
ホルモンなどの生産にも、
発酵技術が用いられています。

化学製品分野
続いて市場規模が
大きいのが化学製品です。
食品にもつながりますが、
さまざまな
食品の添加物に用いられる
「乳酸」や「クエン酸」、
「リンゴ酸」などの
有機酸は発酵の力を用いて生産され、
発酵産業の中でも
大きな割合を占めています。
また、旨み成分として知られる
「グルタミン酸」
「イノシン酸」
「グアニル酸」は
いずれも発酵技術によって
生産できるようになり、
旨み調味料の分野では
日本が世界をリードしています。

生活用品分野
生活に身近なところでは
日用品でも活用されています。
その代表格の洗剤には、
微生物がつくり出す
さまざまな
分解酵素が含まれています。
例えば、でんぷんを分解する
「アミラーゼ」は食器用洗剤に、
たんぱく質を分解する
「プロテアーゼ」と
脂肪を分解する「リパーゼ」は
衣服用洗剤に利用されています。
さらに「リパーゼ」は
脂肪がつきにくいサラダ油などの
機能性食品にも使われています。

また、日本の伝統的な染物の
「藍染」にも発酵の力が
用いられています。
タデアイという植物を
発酵により堆肥状にした
「すくも」を原料に、
ふすま(小麦の皮)や
植物の灰汁などを
加えてさらに発酵させることで、
藍の色を液の中に
溶け出させます。
発酵の力のみで藍の成分を
生地の表面に吸着させるこの製法は
「灰汁発酵建て(あくはっこうだて)」と
呼ばれ、世界の染物のなかでも
非常に特殊で貴重な染色技術です。

環境分野
発酵技術の活用に
今後さらなる期待が
寄せられているのが環境分野です。
特に廃棄物をはじめとした
バイオマスの活用には、
発酵の力が欠かせません。
バイオマスとは植物、動物、
微生物のような
自然界を構成する
生物資源(bio)の
集合体(mass)のこと。
「動植物から生まれた、
再利用可能な有機性の資源」を
指します。

例えば、食品廃棄物や
家畜のふん尿などは、
微生物の力で水素発酵や
メタン発酵させることで、
水素やメタンガスは発電や
ガスとして利用し、
残渣は肥沃な堆肥として
農地に還元することが可能です。
また、下水道の汚水処理でも
発酵の力が欠かせません。
廃水中の有機物を
微生物の力によって
分解しろ過することで、
きれいになった水を河川や海に
放流しています。
また、汚泥は肥料や埋め立て用の
資源として利用されています。
石油などの化石資源は
いずれ枯渇しますが、
バイオマスであれば
地産地消で
再生可能なエネルギーとして、
これからの持続可能な
社会の実現のために注目されています。

発酵するとなぜおいしくなるの?
味噌や醤油、酢などの
発酵調味料に、
納豆や漬物、パン、チーズ、
ヨーグルトなどの
発酵食品はいずれも
体にいいことで知られています。
それは食品を発酵することで、
栄養価や健康調節機能が
大幅に上がるからです。
また、発酵することで
風味が向上し、
おいしくなるといわれています。
それはなぜなのでしょうか?

うま味がアップする
発酵調味料や発酵食品の
おいしさの秘密は
「うま味」成分にあるといいます。
味覚の基本五味
(甘味、塩味、酸味、苦味、うま味)の
一つであるうま味は、
日本人が定義した味わい。
食材を発酵させる
過程で生成される、
アミノ酸の一種である
グルタミン酸や、
核酸の一種である
イノシン酸などが
うま味成分の正体です。

例えば、味噌の発酵について
考えてみます。
原料である大豆にはたんぱく質が
豊富に含まれていますが、
たんぱく質には
ほとんど味がありません。
発酵すると麹菌の働きによって
たんぱく質が分解されて、
グルタミン酸が生まれ、
うま味となるのです。

独特の香りが生まれる
納豆や魚醤、チーズ、ワインなどの
発酵食品には特有の香りがします。
これらはいずれも原料の時
(大豆や魚、牛乳、ぶどうなど)
にはなかった香りで、
食材が発酵する中で
微生物によって生み出される
香気成分によるものです。

例えば、ヨーグルトや
チーズは牛乳に含まれる
乳糖を乳酸菌が分解し、
乳酸や酢酸など爽やかな酸味を
生み出しています。
また、パンづくりの過程で香る
食欲を刺激するいい香りは、
パン酵母が小麦粉などに含まれる
糖分を分解する際に
生まれるものです。

発酵食品がおいしい理由は、
微生物のおかげ
発酵食品をおいしいと感じるのは、
発酵過程で微生物が
「うま味成分」や「香気成分」を
生み出しているから。
発酵前よりもうま味や香りが
アップする発酵食品を
ぜひ上手に取り入れて入れてみましょう。

腸活とは?
発酵食品との関係性
健康面や美容面に
効果があるといわれる「腸活」。
腸活とは、バランスのいい食事、
適度な運動、
質のいい睡眠などによって
腸内環境(腸内フローラ)を
整えることをいいます。

腸内には数100兆個もの
細菌が生息しているといわれ、
顕微鏡でのぞくと
お花畑(flora:フローラ)のように
見えることから
「腸内フローラ」と
呼ばれています。
腸内フローラを構成する
細菌は大きく分けて
「善玉菌」
「悪玉菌」
「日和見(ひよりみ)菌」の3種類。
私たちの体にとって
有益な働きをする善玉菌と、
私たちの体にとって有害な
働きをする悪玉菌、
そしてそのどちらにも属さないのが
日和見菌です。

3つの菌のバランスが
「2:1:7」の状態が
理想的だとされており、
悪玉菌が増えて腸内フローラの
バランスが崩れると、
便秘や下痢などを引き起こします。
また、免疫機能の低下や体全体に
悪影響をもたらすともいわれています。

善玉菌を増やすためには、
発酵食品が有効
腸内フローラを整えるために、
まずは毎日の食生活を
見直してみましょう。
善玉菌を増やす食べ物を
積極的に取ることが、
腸内フローラを整える第一歩。
善玉菌を含む
ぬか漬けやキムチ、味噌、
酢、納豆、ヨーグルトなどの
発酵食品を日々の食事に
取り入れるのがポイントです。

また、これらの善玉菌を含む食品は、
海藻・キノコ類や果物、野菜類
・大豆
・玉ねぎ
・ごぼう
・ねぎ
・ニンニク
・アスパラガス
といった善玉菌のエサになる
食物繊維やオリゴ糖を含む
食品と組み合わせて取ることで、
善玉菌を育て、
より効果的に腸内環境を
整えてくれます。

ただし、発酵食品を
食べたからといって、
すぐに効果を
期待してはいけません。
意識的に発酵食品を取り入れ、
継続するようにしましょう。

いかがでしたでしょうか?
昨日より更に具体的な食材
スーパーやコンビニでも
購入可能なものですね。
酵素を意識すると
腸内環境を整えることにも
繋がりますね( ´艸`)

明日も酵素に関して
ご紹介させていただきます。
お楽しみに(≧▽≦)

それではカード占いのコーナーです!
担当カードを週替わりにさせていただきました。
今週の担当は
引き寄せ現実カードさんです。
よろしくお願いいたします。

引き寄せ現実カードさん

それでは
引き寄せ現実カードさん
よろしくお願いいたします。

本日の占い内容
「今の私に必要なメッセージを教えください。」と
引き寄せ現実カードさんに聴いて
高次元からのエネルギーが選んだのは
以下の3枚となります。
お好きなカードを1枚選択していただきます。


向かって
左:「ピ」真ん中:「リ」右:「ナ」


向かって
左:「ピ」
真ん中:「リ」
右:「ナ」

結果は「ピ」から順に発表する
手法で占わせていただきますね😊


「ピ」を選択されたみなさまは
こちらのカードが出ました。

世界はあなたの幸せを
必要としています

高次元からのメッセージ…
世界はあなたの幸せを
必要としています


「リ」を選択されたみなさまは
こちらのカードが出ました。

あなたは
自分の考えたものになります


高次元からのメッセージ…
あなたは
自分の考えたものになります


「ナ」を選択されたみなさまは
こちらのカードが出ました。


今、良い気分なりましょう


高次元からのメッセージ…
今、良い気分なりましょう



向かって
左:「ピ」真ん中:「リ」右:「ナ」


みなさま結果はいかがでしたか?
カードに記載されているアドバイスを
なるほど🤔と
受け入れていただければ幸いですm(_ _)m


最後はこちらのコーナーです!
ハイクオリティヒーラー:ピリナ愛が
勝手にお祝い👏
Hauoli la hanau(ハウオリ・ラ・ハナウ)
(誕生日おめでとう!)
本日2025年1月8日(水)
お誕生日の方
🌸おめでとうございます🌸
誕生花:「スミレ」
「マンサク」
「モクレン」等
今日は何の日?
遺影撮影の日
イヤホンの日
平成はじまりの日等


最後までお読みいただき「Mahalo(マハロ)」
(ありがとうございました)

みなさまにたくさんの「Hauʻoli(ハウオリ)」
(happy)が訪れますように…🍀

「A hui hou(ア・フイ・ホウ)✋」(またね!)



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