運動の原理原則
こんにちは
nemoPilatesスタジオの益森寛美です。
パーキンソン病を始めとした神経難病の方のためのピラティススタジオを埼玉県所沢市と東京都池袋で運営しています。
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本日は運動の原理原則についてお伝えします。
運動(リハビリ)には原理原則があります。
運動の効果を得る為には、この原理原則に沿って行う事が大切です。
逆を言ってしまえば、この原理原則に沿っていないと
効果が十分に出ない事や、場合によっては怪我に繋がることもあります。
この原理原則は理学療法士や運動指導者の方がまず最初に学ぶものです(恐らく)。運動指導者でなくても、日々、運動に取り組まれている方は知っておいて損はないと思います。※もちろん、お体の状態やご年齢によっては、この原理原則に合わない場合もあります。
運動をしても効果があまり出ていない気がする。
そんな方は、自分が行っている運動がこの原理原則にどれだけ当てはまっているかを確認するといいですよ^^
運動の原理原則は
3つの原理と5つの原則があります。
言葉が難しいので、簡単に一言で言い換えていきます。
3つの原理
1.過負荷の原理
→ある程度、体に負荷を与えないと運動の効果ないよ。
ちょっとキツいを目指そう。
2.特異性の原理
→アプローチしたところに効果が現れる!
足を強くしたいのに、腕をずっと動かしても意味がない。
3.可逆性の原理
→運動やめたら効果はなくなる。
5つの原則
1.全面性の原則
→バランスよく運動しよう。
ずっと筋トレするのではなく、ストレッチや有酸素運動などバランスよく取り組む。又、ずっと同じ個所を動かすのではなく、色んな所を動かそう。
2.個別性の原則
→自分の体の状態にあったメニューで運動しよう。オーダーメイドメニューはめちゃ大事という事です。
3.意識性の原則
→運動の目的や内容をしっかり意識して取り組むことが大切。
4.漸進性の原則
→少しずつレベルアップしていこう。
初心者が上級者向けの運動するのは危険だと思わない?
5.反復性の原則
→継続は力なり。
です!
何が言いたいのかというと。
結局、運動一回で劇的に変わる!なんていう魔法のようなことはなく
この原理原則に沿ってコツコツ行う事が大事なんですよね。
けれどみんな、劇的にすぐに変わるを求めます。
それはそうです。
今の状態から抜け出したいから、、、すごくお気持ち分かります。
けど目標への近道はコツコツ継続なんですよね。
だから、1人で運動をやり続けるのは辛い方もいらっしゃると思います。
1人じゃ運動続かないって、そりゃそうですよね。
また、自分がやっている運動がこの原理原則に沿っているかどうか分からない方もいると思います。
なので、出来るだけ誰かと一緒にやる。
時にはサポートしてもらう。という環境があるといいと思います。
ちなみにピラティスにも原理原則があります。
私の運動指導は、理学療法の原理原則とピラティスの原理原則にとても真面目に忠実なんだと思います。自分で言うのもですが・・・
逆に、私の運動指導って特別オリジナリティな事ってないんですよね笑
それでも、スタジオに来て下さる会員さんが
お体に効果が現れて喜んでくださったり、通い続けて下さっています。
今までの指導経験や学んだ知識も関係するかもしれませんが、それだけ基礎は大切なのだと思います。
あと、この原理原則を忘れてしまっている指導者も多いような気もします。
だって、指導している側もすぐ結果を出したいと思うので。
↑この気持ちもめちゃ分かる。けどこの気持ちが大きい状態で指導すると逆効果になることも分かっている。(というか経験済み。)
相手を信じて着実に積み上げていくことが運動指導の本質なんだと思います。
以上、運動の原理原則でした!
nemoPilatesスタジオ
代表 益森寛美
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