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気づかないうちに奪われていくもの

確定申告の期限が刻一刻と迫る。

ちょっと前までは「まだ確定申告の受付も始まっていないから大丈夫」と思っていてたし、つい最近までは「受付もまだ始まったばかりだからこれから」だと思っていたのに、すでに半月が経過してしまった。

これ毎年の恒例行事。

Twitterのタイムラインには確定申告の受付が始まってすぐに

「確定申告してきたー」

という報告のツイートが散見され、そのたびにぼくはその人のことを尊敬してしまっているんだけど、そんな悠長なことをしている場合ではない。

今年は、原則として去年までの確定申告期限の延長措置はない。

特例はあるようだけど、ぼくはその要件に該当しないので、通常通りに提出期限を守らなければならない。一応お伝えしておくと、令和4年の確定申告期限は

3月15日(火)

参考:国税庁ホームページ


ですよ。

さて、差し迫る期限に嘆いていても焦っていてもどうにもこうにもいかないので、やるべきことを粛々と淡々と進めているわけではありますが、今日はスマホの利用料金を経費とするために1年間の明細を見直していた。

最初に、これまたどうでもいい報告をしておくと、去年の2月〜7月の明細書のダウンロードをサボっていて、一年分まとめてやろうとしたら6ヶ月前までしか無料でダウンロードすることができないことに気がついた。

通信会社に直接問い合わせれば15ヶ月前までは紙の明細書を郵送してもらうことができるけど、各220円かかるとのこと。ぼくは6ヶ月分なので約1300円がそれに費やされることになった。

そういえば前にも同じ失敗をしていたことを思い出し、またもや自分のポンコツさ加減に嫌気がさしてしまってる「ぴこつ」です。


それはそうとしてですね。


まだ再発行分の明細書は届いてはいないけれども、残りの分の明細書をずっと見直してみていたところ、ふと気になったことが出てきた。

去年、2021年の10月から11月にかけて料金がアップしていたのだ。

その額、およそ500円。

まあスマホなのでね、通話で使った日とかがあれば多少は変動もする。だけど、スマホで500円と言えば結構な額。

最初は「こんなもんか」と思っていたんだけど、しっかりと明細を見直してみたところあることに気がついた。

「データ増量オプション」

これが500円だった。

でもこれ、2021年の11月から入ったんじゃなくてそれ以前からも加入しているオプションのはず。なのに急に11月から500円上がっていたから不思議だったんだけど・・・

どうやら10月まではキャンペーンで-500円されていたようだ。

2020年に新料金プランに移行したタイミングで1年間はデータ増量オプションが無料になるキャンペーンをやっていて、その後は継続で有料になるらしかった。

こういうの、入った時はちゃんとわかってる。

「1年後には有料になるんだな」

って、ちゃんと認識してる。


だけどさ、いざそれから一年経った時にあなた、それ覚えてる!?


ただでさえ記憶力が壊滅的なぼく、ぴこつですよ?
これも何万回もnoteの記事で書いた。

参考:投稿記事数は約115件。 

そんなぼくがね、1年後のキャンペーン終了時期など覚えているはずもなく、ましてやズボラ極まりないので明細も逐一チェックしてもいない。

そんなこんなで確定申告のこの時期になって、ようやくその事実を知ることとなったというわけ。

もしも確定申告を自分でしていなかったとしたら、きっとこの先も気づかずに課金し続けていただろう。

しかもぼくは妻と娘の分も一緒に払っているので、それぞれにこのデータ増量オプションが適用されており、合計で1500円を4ヶ月に渡って払い続けていた。

過ぎてしまったことは仕方がないけれど、いま気がついてよかったよ。


ただね、こういう「◯◯1年無料キャンペーン」っていろんなところで当たり前のように行われている。インターネット回線や、クレジットカードの年会費みたいにに。

その大半が1年後から自動継続で課金もされ続ける。

事業者からその連絡があるわけでもなく、当たり前のようにその料金も徴収される。なんかそういうのって決してだましているわけじゃなんだけど、でも消費者からしたらどうしても「だまされた」という気分になってしまうよね。

気がつかなかったぼくが悪いのはわかっている。だけど、感情としてそう思うところはどうしようもできない。気がつかなくても得することならいいけれど、損するだけのことには事業者側からのアナウンスがあってもいいと思うんだよね。

それが会社に対する信用だと思う。

そういう細かいことが積み重なると「他の事業者に移ろうかな」と考えるきっかけにつながっていく。

何にせよ、今回は確定申告があったから助かった。
粛々と作業をしていたおかげだね。

ぼくはエライ。


と、偶然だけどInstagramを見ていたらある広告が目に入った。
なんとあの高級家電「バルミューダ」の特売情報だ。

うちにはすでにオーブンもあるから、何か買いたかった訳じゃないけれど激安だったので気になって見てみた。

うちにあるオーブンも25,850円→10,310円という破格。

というか、あきらかに安すぎる。

バルミューダと言えば普段から安売りされるブランドではない。
気になったので販売事業者の名称でGoogle検索してみた。

すると・・・

「だまされた」のレビューの嵐。

  • 注文したのに製品が一向に届かない

  • 問い合わせたのに音信不通

  • わずかに届いた人は梱包も製品もボロボロ…

こんなにあからさまな詐欺業者が現代にも居たとは…
しかもInstagramの広告に。

すかさず通報しておいた。


世の中には、そうやって気がつかなければ陥れられる気分にされるような落とし穴がいくつもあるということに、改めて気付かされた。

ニュースなどは他人事として見てしまうけれど、いざ自分の身に降りかかった時にちゃんと判断できるかは、その時になってみないとわからない。


これを読んでくれているあなたも、ホント気をつけてね。


じゃあ、またね。

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