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【あと630日】東京都港区にプリスクールを開園するママが育児で大切にしている5つのこと。

こんにちは!
2025年春、東京都港区に子ども、親、職員三方よしのインターナショナルプリスクールを開園するナカガワと申します。2歳7か月になるプリンセスのママでもあります。


子育ての目指すところ

子育てには正解がない、とよく言われますが、その理由は子どもたちが個性のある多様な存在で、一人ひとりに合わせた適切なかかわり方が異なるからです。ですが、ではなんにも体系化できないの?というとそうではなくて、子育ての目指すところは基本的にはみんな同じだと思っています。

子育てとは、子どもができることを一つずつ増やし、自分の足で立ち、好きなことを見つけ、活き活きと暮らせる力をつけさせること。

ほとんどの親にとって子育てとはこれに尽きるはずです。
シンプルですが大人からのはたらきかけは子どもたち一人ひとりに合わせたものである必要があり、そのためには注意深く子どもを観察して知ることが大切です。だから子育ては難しい、正解がない、と言われるのではないかなと思います。

幼児教育には長く携わってきましたが、初めての子育て。分からないことだらけで生き延びさせるだけで必死だった乳児期から、いわゆるイヤイヤ期と言われる今まで、娘の反応や個性を観察しながらトライアンドエラーを繰り返すなかで少しずつ見えてきた、彼女との暮らしでこれからも大切にしていきたいこと5つをご紹介します。

わたしが大切にしていること

1.大人自身の時間を大切にする

一番目これなんかいと。笑
幼児教育に携わっていて、子どもが好きなんだったらずっと子どもといても平気でしょ?と言われることがありますが、いえいえ自分の時間はとっても大事。大人が感情的にならず理性を持って子どもと接することが何よりも大切だと実感してきました。子どもの年齢は関係なく。そしてそのために大切なのは自分の時間を持ってまたがんばろう、とリセットすること。

ただ、子どもが小さいころは特に最も実現が難しいことのひとつでもあります。私はまずは子育てのパートナーと時間をかけて相談してみました。それから一時預かりや親身になってくれる子育て支援センターなど自治体のサポートを探して積極的に利用しています。希望に合ったベビーシッターさんを探すのはなかなか大変でしたが数回お願いをしてみたこと、それから思い切って家族や親戚など周囲を頼ってみたこともあります。

これらが難しいときは、子どもを安全な環境に置いてから少しの時間離れてみる、とか、仕事が息抜きになるなら仕事を探して保育園に預けてみるというのも手だと思います。私は離乳食が大変すぎると思い生後8カ月で職場に復帰しました。そして今後は”誰でも通園制度”の活用なども将来的には期待できるのではないでしょうか。

自分の時間を作ることに罪悪感を感じる、と話すママに多くお会いしてきましたが、もし感情的に叱ることが増えたと感じたら、自分自身にイエローカードを。それは自分を責めるのではなく、自分自身をいたわる必要があるサイン!

2.ダイレクトな愛情表現

特に生まれて間もない子どもに対して、”言わなくても分かる”、はないと思う派です。目を見て「だいすきだよ!」はことあるごとに伝えます。反対に「ねぇ、ママをぎゅーして!」とお願いしたり、娘からの愛情表現がとっても嬉しいことも伝えています。

どこかで見かけたこちらの四訓がすごく心に残っていて、時折振り返っています。

1、乳児はしっかり肌を離すな
2、幼児は肌を離せ、手を離すな
3、少年は手を離せ、目を離すな
4、青年は目を離せ、心を離すな

この、乳児、幼児、少年、青年のタイミングは子ども一人ひとり違っていて、子ども自身が教えてくれているように感じます。例えばうちの娘だと今は1.と2.の間で、ムギューの時間はまだまだ大好き、反対に「自分で!」の意思は強くなってきて、尊重しつつも気をつけて見守るようにしています。

3.一人の人間として尊重し合う

大人と子どもの関係って、ついつい上から見下ろすようなコミュニケーションになりがちですが、大人同士のコミュニケーションと同じであるように意識しています。
悪いことをしてしまったら「ゴメンね」とあやまる。
待たせたら「お待たせ、どうしたの?」とそのままにしない。
「どう思う?」子どもの意見を聞く。
約束したことは子どもが忘れているようでもきちんと守る。
強制ではなく「ママはこう思う」と大人の一意見として希望を伝える。
一度ダメ、と決めたことは揺らがない。

そうすると、少しずつですが娘も「ママはどうしたい?」と尊重してくれたりお約束を守ることが増えてきたようで、その度に成長したなぁとこちらも幸せな気持ちになります。また、信頼関係が築かれることで物事が進めやすくなっていくようにも感じています。

4.思いっきり甘えていいよ

人見知りは少ないほうですが、お外でがんばった日やママと離れた時間が長かった日はグズグズになりがちな娘。そんな時は、
赤ちゃん返りOK!
だっこだっこOK!
お着替え手伝っちゃう!
あーんして欲しい?喜んで!
歩きたくない?おんぶしちゃお!
Youtube?みよみよ!(時間は決めて)
おっぱいさわさわOK!(痛いしイヤだけど)
痛いの?はい絆創膏!はい冷え冷え(保冷剤)!
お風呂イヤなの?きもち分かるよ!(黙って連行)

おうち時間は娘のリチャージ時間、と割り切って、叩く、や悪口、など人に迷惑をかけることはしっかり目を見て叱るけれど、それ以外の甘えることに対しては叱らず極力受け入れる、と決めています。そうすることでまた次の日は気持ちを切り替えて元気に過ごしてくれていることが多いように感じています。
また、しんどいときは甘えられる、を知ることで、しんどい人がいたら優しくできるようになって欲しいと思っています。

5.好きなことは思いっきり、苦手なものは織りまぜて

生まれてすぐから指が開いていて、一ヵ月検診で手先が器用だとお医者さんから太鼓判を押されていた娘、その言葉通りシール遊びやパズルが大好き。(今は80ピースのプリンセスパズルに挑戦中)反対にブロックや立体遊びのおもちゃにはそこまで反応を示しません。まずは好きな遊びをとことん楽しんでほしいので、好きな絵のパズルやシールをさりげなく置いておいて、好きな遊びから集中力を養ったり違う遊びに発展するといいなと思っています。

あまり興味のないものは、一緒に遊ぶことで楽しさを感じてもらう時間を作れたらと思っているので、ゆっくり時間が取れる週末などにお誘いするようにしています。

園生活でも心地よい環境を

我が家で大切にしていることをご紹介しました。
大切なことって、園生活でも変わらないと思っています。家庭では得られない集団生活や新しい言語、学びなどの刺激を得ながら、基本的には家庭で過ごす時間と変わらないように心地よく、安心できる環境で好奇心を発揮できるように大人が適切な働きかけを行っていくこと。

子育てに奮闘するなかで、私のなかでもプリスクールで優先したいことが少しずつ変わってきたのを実感しています。ご家庭に寄り添い、安心して預けて頂けるプリスクールを実現するために、目の前の娘との関わりから毎日学び続けていきたいと思っています。

開園まであと630日の今日、私は佐賀県にほど近い福岡県の端っこにある海が見える町で、2歳7か月の娘と田舎暮らしをしながら開園に向けた準備を進めています。週末には数十年ぶりと言われる豪雨を経験し、今日は夏到来という趣です。

最後まで読んでくださりどうも有難うございました。
今後とも応援をよろしくおねがいいたします!

ナカガワ
大手外資系IT企業人事を経て、2025年春、子どもたち自身だけでなく、家族、教職員がともに『心地よく』過ごし『学び』続ける英語環境のインターナショナルプリスクールを東京都港区に開園予定。

人事採用業務で感じたこれからの人材育成や、多様な一人ひとりの個性を大切にした選択肢としての環境を提供していきたいと考えている。
園に関するお問い合わせはこちらからお願いします。info@pikkasinternational.com


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中川早智子| ピッカスインターナショナルプリスクール
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