怒りをだせて、うれしかった話

わたしのパートナーは嗅覚がするどい。

文字通り、匂いを敏感にキャッチする。

彼曰く「幸せなときの香り」というものがあるらしい。

先日、夕飯のことでわたしが怒っていたときだ。

彼から思いもよらない言葉が返ってきた。

「幸せの香りがするな～。怒ってるけど実は嬉しいんじゃない？」

！？！？！

んなわけねぇーだろぉおおおお！！！

・・・と、言いたいところだったが冷静に考えると「そうかも」と納得してしまった。

今まで、わたしは怒りの感情を他人にぶつけることはほとんどなかった。

腹が立ってもグッとこらえて、その場をやり過ごすことが多かったのだ。

でも、本当はぶつけたかったのかもしれない。

私はつらい。助けて！と。

怒りはSOSだと受け止めてもらえたことに、じんわりと感謝の気持ちがわいてきた。

素直に感情がだせるってありがたいことだ。