【完】資本主義の次に来る世界
おはようございます☀
前回、冒頭だけ感想をかいた「資本主義の次に来る世界」
ついに読みきったので改めてまとめてみます。
#ネタバレ あり
衝撃をうけた事実
*資本主義は上流階級の貴族のためのしくみ
土地を使用制にして、原住民たちが使えなくした。
使わせるから、収穫量のいくらかを納めよ。
あれ、これ今の家賃制度と似てね?(笑)
もともと誰のものでもなかったのにね。
*植民地化による「成長」
上流階級民は「飢えの恐怖」を利用して、原住民たちを労働させた。
資源を使えない=死 という構図をつくった。
いかに富を多く蓄積できるかが資本主義の原理。
(資源を貯めておかないと不安って、どんだけ怖がりなの人間ww
今でいう、貯金がたくさんないと不安になる心理だったのかも?)
*自然と労働者の扱われ方
自然と労働者は、安いもの(理想としては無料で利用するもの)
人間以下の存在とみなしていた。
すでに動いている諸国
*私的欲求から、公的共有へ
世界でもっとも、生態系に配慮した経済を行っている国のひとつ
コスタリカ。
環境への負荷を最小限にしながら、高い福利を実現している。
所得は、アメリカより80%低いが、平均寿命は勝る。
コスタリカは、GDPの観点でみると全く成長しなかったようだ。
(コスタリカ、行ってみたくなった・・・)
*New資本主義のためには、根本の考え方から変革を
自然と人間、動物と人間は別のものとして捉える二元論ではなく、
自然を親類とみなす互恵の精神を。
動植物たちの再生可能な範囲で恩恵をあずかる。
あなたはどう生きるか
表現 ✕ 自然 = 敬意
今活動している書道でいうと、使わせてもらっている道具たちは
原材料は、石、墨、木、いたち・たぬきの毛・・・
限りなく自然のカタチに近いまま、働かせてもらっている。
活かしきれるように、これからも技術を磨いていきたい。
シェア文化の実践
小さい頃からモノへの執着がうすいせいか、だれかとモノを共有することに慣れていた。
家もシェアハウスに住んでいたし、風呂、トイレ、食器も共有。
たまに、調味料もおすそ分けし合ったり。
服もお姉さま方からのいただきもの。
それでも、何も困ることはなかった。
むしろ、お金も浮くし、自分とちがう価値観の人と触れ合えて学びも多かったので
住んでいて、飽きない!楽しい!日常がコンテンツって感じだった。
そのクセが染みついてしまったのか、現在も複数人で住まわせてもらている🙇♀♡
自動車の排気ガスによる汚染が深刻であるなら、車も共有のモノとしてだれでも使えて、いつでも乗れるシェアカーがいいのかも。
なんて素人ながら考えるのであった。
歴史から生き方を学ぶ
この本を読んで一番の学びは「自分は何も知らない」ことを痛感したことだ。
学生の頃、歴史を習ったけど今じゃ全く頭に残っていなかったです😂
名前は聞いたことあるな~くらいww
自発的に知りたくて読んだ歴史は、授業でうけたそれとは比べ物にならないくらいおもしろい。
どう生きたいかなんて、その時々で変わっていくし
コレだ!と確固たるものがあるわけではないけど
見つけようとする過程を大切にしたい。