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Photo by
megu_ito
インパクト
気になって政府統計の出生数を見ていた。
自分が教職に就いてすぐに中学生だった年齢の人口はおよそ120万人。
それがおよそ10年で12万人減っている。
つまり10年で10%減。
そこから10年でおよそ13万人減。
減少の率は大きくなったものの減少数としては先の10年と似たような数字。
(今の小・中学生はこの途中の年齢層)
さらにここから先
なんと5年で17万人も減っている。
(今の未就学児の年齢層)
学校にいると徐々に減っていっていると感じている子どもの数。
今の小1〜小2生くらいから年間3万人近くのペースで激減していく。
きっとその傾向は地方都市の方が大きいインパクトで出ていくだろう。
上越市でも数年で小中学校の統廃合が相次いでいる。
待ったなしで縮小する未来がそこまで迫っている。
ここから先(いつまで続くのかはまだわからない)の学校現場での規模の縮小はこれまでとは異なるスケールで進行していくことがわかる。が、現場はどうなるのかはわからない。
人手が足りない現場の苦しさを目の当たりにしつつ
おいそれと採用を増やすこともできないことを数字で突きつけられる。
今度は上越市の出生数なども見てみようと思う。