教育を基軸に諦めない【訪問:ふたば未来学園】
教育の成果は時間差で必ず社会に返ってくるのだろうと感じたという話。
福島県広野町のふたば未来学園を見学しました。
3.11以降避難を強いられ、休校を余儀なくされた公立高校に代替して新設されたのが「ふたば未来学園」
現在は県立の中学校と高等学校が一体となっています。
探究をベースにした学習活動、地域やNPOなどと関わりながら進める教育課程内外の活動で、総合学科を設置し、さまざまな子どもたちがのびのびと過ごしています。実業系科目を中心に履修する人、トップアスリートを目指す人、大学進学を目指す人…。
探究は地域をとっかかりにして展開していく中で、各々の課題を見出し、プロジェクトとして進める。
地域に足を運び、声を聞き、考え、議論する。
そうして社会に出ていった卒業生が、地域社会に貢献することを考えるのは必然で、きっとしばらく時間が経つとその潮流が社会に影響を及ぼしてくるのだろう。という情景が浮かびます。