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18 夢に出てきた「仕事している自分」

昨晩、夢の中で仕事をしている自分に出会った。そこにいたのは、怒りに満ちた自分――まさに、自分でも嫌だなと感じるときの姿だった。夢から目が覚めた瞬間、思わず「もう見たくない」と思ったのに、気づけばまたその続きを見ていた。

なぜ、この夢を見たのか?

心当たりはいくつかある。

まず一つは、昨晩、睡眠薬を飲まずに寝てしまったことだ。普段なら欠かさず飲む薬だけれど、昨晩は「まあいいか」と省いてしまった。案の定、寝つきは悪く、睡眠も浅かった。

二つ目は、父親の言葉だ。先日、父から言われた言葉が頭の中に残っている。「気にしすぎるな」「もっと割り切れ」「真面目すぎる」――どれも自分でもわかっていることなのに、その言葉が心に引っかかり続けている。

正論が生む痛み

父の言葉は正論だ。けれど、正論であることと、心が受け入れられることは別だ。あまりに理屈に基づいた言葉は、時に人を追い詰めることがある。正論だけで相手を責めるのは、ある意味、言葉の暴力とも言えるかもしれない。

正論をぶつけられるたびに、「そうすればいい」と頭では理解していても、心はなかなかその通りに動けない。それがまた自己嫌悪や不安につながり、自分の中で循環してしまう。昨晩の夢は、そんな心の中の葛藤を表していたのかもしれない。

自分を許す練習

「もっとこうしなければ」「こうあるべきだ」と自分を追い詰めてしまうことはあるけれど、自分も人間だ。完璧である必要なんてないと、少しずつ自分に言い聞かせるようにしていきたい。無理せず、自分を許しながら進んでいくこと。それが今の自分にとって必要な「生き方」なのかもしれない。

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