
早稲田通り(中野〜落合) 散策記録#3
早稲田通りは、杉並区から千代田区までを東西に結ぶ道路です。名前にもなっている早稲田を経由し、高田馬場の中心を通ったり、実は神楽坂も早稲田通りの一部だったりと、都心の有名な場所を横断しています。
このnoteでは、早稲田通りのうち中野から落合までの道程をご紹介出来たらと思います。短い区間ですが、お付き合い下さい。
中野駅周辺
この日の出発は中野駅です。

中野駅前には、ホームと並行かつ同じ高さの歩道橋のような通路があり、ホームを真横から見る事ができてワクワクします。

早稲田通りに向かって、中野サンプラザの横の中野通りを北上します。中野サンプラザも間も無くなくなるようですね、、たくさんのライブで訪れた思い出の場所なので寂しいですが、素敵な施設に生まれ変わることを楽しみにしています。
せっかく中野へ来たので、中野らしい路地裏にも立ち寄りたくなり、昭和新道に入りました。


鬼●の刃の炭治●を彷彿とさせる市松模様の提灯。ここの雑多な雰囲気に派手な模様が似合ってます。
早稲田通り、中野から落合へ
早稲田通りに戻り、ひたすらに新宿区に向かって歩きます。途中紫陽花や立葵が陽を浴びて咲いていました。梅雨を予感させる今だけの景色、美しかったです。


早稲田通りに交差する南北に走る道路はどれも住宅街に沿っていて、非常に落ち着いた街並み。都心とは思えない穏やかさです。


早稲田通り沿いも小さなお店や寺院が並び、とても住みやすそう。

そして、東中野に差し掛かると、北側に伸びる道路に高低差を感じられるように・・・川の気配がしますね。北には妙正寺川が流れています。

落合と中井
早稲田通りを進み、山手通りを越えるとそこは落合です。山手通りは道幅が広く歩道もゆったりとしていますね。落合-中井間は起伏もあり、見ても歩いてもとても楽しいです。妙正寺川と西武新宿線を越える、山手通りの中井富士見橋からは、その起伏ある風景が一望できます。




橋の下を眺めると、住宅街や電車、妙正寺川が見えます。住民で賑わっている中井駅周辺の街の雰囲気がアットホームでとても素敵でした。


落合は、妙正寺川と神田川が落ち合うことが地名の由来となっているそうです。起伏が激しいのも納得ですね。

富士見坂、見晴らし坂、一の坂から八の坂までの八つの坂等々、坂道も沢山あります。
新宿区という都心であるにもかかわらず、近辺の住宅街は地元の人で程よく賑わい、通りかかるだけで心が温まるような優しく穏やかな雰囲気でした。


川、坂道、私鉄の線路や駅などさまざまな要素があり、曲がり角の度にワクワクしたエリアでした。その何気ない路地や坂道、曲がり角も、きっとそれぞれが誰かの帰り道であり、通学路であり、、、その場所に暮らす人や通う人にとっては大切な場所なんだと思いを馳せながら撮影しました。
中野から落合、中井まで、いかがでしたでしょうか。お読みいただきありがとうございました!!