ピコママの森のまにまに

バリキャリの仕事人間でした。それが40代辛い不妊治療を経て1児を授かってから、生活が一変。ワークライフバランスを考える日々に。さらに闘病も加わりワーク×ライフ×チャイルドケア×ヘルスを考えた生き方を目指してます。子どもの事や仕事、暮らしなど日々気が付いたことをつづっていきます。

ピコママの森のまにまに

バリキャリの仕事人間でした。それが40代辛い不妊治療を経て1児を授かってから、生活が一変。ワークライフバランスを考える日々に。さらに闘病も加わりワーク×ライフ×チャイルドケア×ヘルスを考えた生き方を目指してます。子どもの事や仕事、暮らしなど日々気が付いたことをつづっていきます。

最近の記事

グズグズ虫の整え方

フルタイム復帰して早1年。あっという間だったような。その間にムスコもずいぶんと成長しました。特に精神的成長は著しく、感情のコントロールがずいぶんとできるようになりました。自分のミスを認められるようになったり、いやなことをぐっと我慢できたり、気分転換を自分でして統制取れるようになったり。もう幼児期の荒れた日々は何だったのだろう?と思う次第。 母もこの1年学びがありました。新しい職場でコンビを組ませていただいている先生から「解決志向アプローチ(Solution Focused

    • ほめられるって大事!

      フルタイムの仕事に復帰、親子で新学期でばたばたしています。早々にいくつかポカやって落ち込む。ムスコが使うリコーダーの申し込みをすっかり忘れたうえにお知らせのメールもプリントも無くしてしまった!とうとう学校の先生からお電話がありました。 お叱りを受けると思ったピコママは先に謝りました。そうしたら「お母さんお仕事復帰して大変な中、ホントがんばってらっしゃいますよね~。偉いなあ~」ええ、怒られないの?←ピコママの心の声。ピコママ「ムスコからも電話あって、リコーダー申し込んでないと

      • こころのとげの抜き方

         皆さんは、心がざわざわしてなんか落ち着かないときはどうしていますか?いろいろな対処があると思います。心理学ではコーピングと言いますが、コーピングの方法をいっぱい持っている人は、レジリエンス(精神的な回復力)が高いと言われています。  数日前、大したことないのですがある人が発した言葉が心のとげのように刺さって、どうにも取れない体験をしました。気にしなければいいのに、なんか気になるけど、すごい痛いわけではない。でも何か心がざわざわして、とげが刺さったような不快感があるのです。

        • 偲ぶ~子どもの死の準備教育~

          ちょっと重いテーマですが、もし聞いていただけるなら少しお付き合い下さい。私は幼い頃父が病死し、それ以降人はどうやって死ぬのか?と興味を持ち、悩んだり怖くなったりしながら、結局大学院で「死」を研究する道を歩みました。自分が子どもを持ったら、生の延長には死があることを発達に合わせて教えていきたいな~と思っていました。 近年、人の多くは病院で亡くなることが多くなり、人の死を自然と生活の中で見る機会は減っています。死は100%誰にでも訪れる事象なのに、避けたり封印したり死はものすご

          私はあなたを信じている!

          みんな閉塞感の中毎日過ごしています。苦しかったり、辛かったり、しんどかったりネガティブな感情が沸きやすい今です。いいことだってあります。新しいつながり方を発見できたり、毎日当たり前だと思っていたことがすごく尊いことだと感じたり。でもプラスマイナスでやっぱりマイナスになってしまう感じがあります。 私もやっと踏ん張って立っている感じがあります。ムスコがとうとう「学校に行きたくない」と言い出しました。なんとなくそういう気配は昨年からありました。でも少しずつ状況が改善される感じもあ

          私はあなたを信じている!

          自分へのケア

          前回から随分間が空きました。気ままにやってるというのもありますが、Covid-19とのお付き合いも柔軟に変えていかなくてはならず、結構気が張る日々が多くて、動かないので内臓脂肪は貯えが増えていくのに、精神的にはすり減っていく感が強い。 さて、そんな中久々にnoteに向き合ったのは、今日は乳児を抱える教え子家族とリモートで話し、そのあとムスコの冬休みの宿題で「産まれてから今までのアルバムを作る」という作業で8年分の写真をひっくり返し、その後明日の授業の準備でセルフケアとしての

          セルフ・コンパッション

          数年前に、セルフ・コンパッションに出会い、少しずつ学んできて、秋から学生たちと一緒に授業の中でセルフ・コンパッションを体験しています。一体何かといえば、「自分への思いやり」ということです。とかく自分へのダメ出しや人と比べて落ち込んでしまいがちな人いますよね。ピコママも自己批判の嵐になることが度々あります。 セルフ・コンパッションは「自分への思いやりの気持ちを育てましょう」というセラピーの1つです。セルフ・コンパッションが高い人は、幸福度や人生への満足度、体の健康や困難に立ち

          セルフ・コンパッション

          優しい怒り方

          なんだか心の元気が出ない日、栄養が欲しくて、ムスコに「ママのいいところ教えて!」と聞いてみました。どんな答えが返ってくるかな?。おいしいご飯作ってくれるところ、がんばってるところとか、わくわくしながら待っていました。 ムスコの返答は「優しく怒るところ」。え~どういうこと?って聞くと「ママはどこがいけなくて怒ってるのかはっきり言ってくれるし~どうしたら次はいいのか言ってくれるから、どうして怒られてるかわかって、ありがたい」とのこと。(ありがたいというのは、今のムスコのどうもブ

          虫嫌いの子どもの親は虫が嫌い?

           タイトルの虫嫌いの子供の親は虫が嫌い?これは結構教育分野では研究テーマになっています。結論から言うと、虫嫌いの子どもの親特に母親は虫嫌いであることが検証されています。それはなぜかがまだ諸説あって定まっていません。(親の好きなものは好きになると、親の関心や愛情をもらいやすくなるということも関係しているとか)しかし絶対言えるのは後天的影響によって起こります。 ピコママもその研究は知っていたので、男の子ママのなるとわかった時、自分の好き嫌いをなるべく子どもには押し付けないように

          虫嫌いの子どもの親は虫が嫌い?

          毒母?

          刺激の強いタイトルから始まりました。というのも80歳になる実母が先日我が家で寝っ転がって読んでいた本が「毒になる母親」という本でした。ピコママが読もうと思いつつ、なかなか手を出せずにいた本を、うちの母が勝手に読んでおりました。 では、どんな母親が理想なんでしょうか?これは永遠のテーマだと思うんですが、心理学者としても、純粋に子どもつ親としても、そして多くの保護者と接してきた教育者としても大変興味深いテーマです。 そこそこ50年足らずしか生きていないピコママが言うのはほんと

          特異的特徴

          突然ですが、5本目のムスコの乳歯が抜けました!おめでとうというよりも、いやーやっと抜けてスッキリした。といいますのもこの1週間、グラグラした歯をいつも触っていたムスコ。このご時世、マスク外して口の中に手を入れているなんてご法度です!なのでピコママも怒りがち。ムスコもぐずぐず。この悪循環でした。 そしてそんな負のループを忘れさせてくれるような入梅前の快晴の天気の今日。早朝から目を覚ましているムスコ君。歯が気になって寝れなかったとのこと。そして食欲もなく、朝からぐずぐず言いっぱ

          ねばねば思考

          緊急事態宣言解除後初の登校日でした。久しぶりすぎてピコママは緊張してしまってあまり寝れなかった昨夜。息子は反対に楽しみすぎてなかなか寝付けず、でも朝爽やかに起きて、張り切って登校していきました。 この3か月振り返ってみるとしんどかった。。。ムスコがいない時間何がそんなにしんどかったんだろう?と考えてみました。今までにないウィルスとの闘いでとにかく必死でした。ムスコはまだ小さい、夫は医療従事者、ピコママは基礎疾患がある、なので自分なりに「みんなの健康を守るために、食事は頑張ら

          子どもの持った生活の送り方のクセ

          stay homeの中、ピコママも家族の体調管理や楽しく過ごそうと夕食は頑張って作ってます。今日もステーキソースをちょっと手をかけて作ってみました。そうしたら7歳のムスコは「味ぽんの方がいいかな」といって自分で持ってきて食べてました。がっくり。。。そういうことちょいちょいあるんだよね。 そこで思い出したのですが、ピコママは最初に入職した病院で「生活臨床」というのを学んでました。「生活臨床って、その人が持つ毎日の生活の送り方のクセを発見し、それに合わせ働きかけて、生活が上手く

          子どもの持った生活の送り方のクセ

          危機状況における子どもの心の回復

          自粛生活も長期化、学校も行けない状況は子どもにとっても危機状況です。ちょっと真面目なタイトルから始まりましたが、こんなことを書きたくなったのは、ムスコが最近よくピコママにガッツポーズをしてくれるのですが、あるCMの真似をしています。そのCMはムスコは気に入ってるようなのです。それは自分にちょっと状況が似ているから。それは見るとムスコが5歳の時に体験した初めての危機の時のことを親子で思い出します そのCMはある生命保険会社のものですが、お母さんがある日「がん」を告知されます。

          危機状況における子どもの心の回復

          子どもの夢

          stay home 継続中、親子で睡眠時間がものすごく増加しています。危機的な状況を察知すると、本能的に睡眠が増加するとも。10時間ぐらい寝てる、もしくは午睡しています。 その副産物として、レム睡眠が増えていることもあり、ムスコが毎日その日見た夢を教えてくれるようになりました。これがまた面白い。 今朝の夢は「ママ~今日は夢の中の大会で、一等賞になったよ。」すごいけど、どんな大会?「すごいもの捨てる大会!」なんじゃそりゃ!?何捨てたの?「仮面ライダーのベルト」 なんか面白

          蛙の子は蛙?

          息子はオンライン授業、ピコママはテレワーク。stay home中、母子密着につき、怒ってしまうこと頻発です。オンライン会議中背後で手を振るムスコ、宿題の合間合間のお茶のみ時間が長い、おもちゃ出しっぱなしなどなど。。。。その度怒られるわけですが、ケロッとしているムスコ。どこかで見たぞ?と思うと小さい頃のピコママそっくりなのです。 実家の母と電話しているときにその話をしましたら、後日断捨離中の母から、ピコママの小学校から高校までの通信簿がそっくり送られてきました。そして紙に「先