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【詩】 海と妄想

もう何度、訪れた
この海に、終止符を。
波打ち際、ときめきは
運命の様、欲に溺れる

あわや、飛沫や
この思いは、知らないわ
天に透かした翠の管すら戯けていた

身体から何かが這い出そう、魂胆や
宇宙の上で一人きりさ、待ってやろう

今だけshoo shoo、波風も
今だけshoo shoo、心音も
意味などなく、口走る
寸前で止む、いじらしく

簡潔に、教えてよね

そうきっと、訪れた
この旅は、逆らうの
さざめく時間(とき)、置いてくの
宿命は、忘却するの

あわや、飛沫や
この思いは、消さないわ
純に駆られた赤い糸さん、さぁ陽浴びて

身体から何かが這い出そう、快晃(キラキラ)と
宇宙の上で誰彼なく、教えたいわ

今だけcurb curb、宵月も
今だけcurb curb、接吻さえ
意味などなく、生きて良い
渾然と触れぬ、儚げに

一人分の影に隠れたい 素敵な大夢
猶予なく擦り寄る そう、ドロップウォーターになるの

身体から何かが這い出そう、魂胆や
宇宙の上で一人きりさ、待ってやろう

身体から何かが這い出そう、快晃(キラキラ)と
宇宙の上で誰彼なく、教えたいわ

今だけshoo shoo、波風も
今だけshoo shoo、心音も
意味などなく、口走る
寸前で止む、いじらしく

今だけcurb curb、宵月も
今だけcurb curb、接吻さえ
意味などなく、生きて良い
渾然と触れぬ、儚げに





曲  ふぁむぅさん


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