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詩 | 寄せては返す


寄せて上げても両腕の
力を抜けば元の木阿弥

隆起と沈降を繰り返し
束の間の喜悲劇を見る

寄せては返す波の如く
上がり下がりのrepitition 

喜びと悲しみの境界線は
いつだって相対的なもの

冷静な心の中の私が問う
あなたの基準はなにかと

あるようでなく
ないようであるものは
tangibleなものではないが
definiteなものではないか?

作っては崩壊する
波際の楼閣の如く
私の心は常に
創造と破壊の際にある


#なんのはなしですか
#コニシ木の子さん
#このタグを付けずに
#普通に投稿しても良かったのだが
#最近使っていなかったから
#なんのはなしですかを付けてみた


#詩って総じて何の話ですかだと思う
#私の作品紹介
#スキしてみて
#詩のようなもの
#寄せては返す波
#寄せて上げて元通り
#際の美学
#明と暗との汽水域
#古代妄想

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山根あきら | 妄想哲学者
記事を読んで頂き、ありがとうございます。お気持ちにお応えられるように、つとめて参ります。今後ともよろしくお願いいたします