超短編(244字) | 私と子猫
「わたしね、かわいい猫を飼っているの」とアキコが言いました。自分の飼っている猫ちゃんをみんなに自慢したかったからです。アキコは、いつも寝るときには、その猫と一緒に寝ていました。
「ボクね、アキコを1人飼っているの」と、子猫は自分の友達の子猫に言いました。自分の飼っているアキコを自慢したかったからです。子猫は、いつも寝るときには、その女の子と一緒に寝ていました。
「アキコは、もう寝たかなぁ?起きているときは目が離せないけど」
「大丈夫だよ。ぐっすり眠っているみたいだから」
「だといいんだけど」
(244字)
おしまい
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