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スゴく気になる言葉

 個人的に気になっている日本語の言い回しがあります。 


「いい加減にしろ!」


「いい加減にしろ!」と言われたらどうしますか?
「ちゃんとやらなきゃ」あるいは「やめておこう」と思うのが普通だと思います。
ですが、「いい加減にしなさい!」ということなので、いい加減にやることが文字通りの解釈になりそうですけどね。
「いい加減にしろ!」と言われたら、適当にやり続けるのもアリかなぁ、なんてね。


「忘れないようにメモしなさい!」


 そもそも忘れない自信があるのなら、私はメモをとりたくない。覚えて絶対に忘れない自信があるのなら、メモする必要がないと私は考えます。
私は覚える自信がないときにメモしたい。 

 だから、「忘れないようにメモしなさい!」ではなく、「忘れてもいいようにメモしなさい!」が正しいのではないか?、なんて考えます。


「心がなさすぎる!」


 「ある」には、「ちょっとある」「たくさんある」など、程度の違いがあります。しかし、「ない」はゼロの状態なので、多いも少ないもなく、端的に「ない」しかない。

 だから、「心がなさすぎる」という言葉には違和感があります。
「心がない」「心が足りない」「心が少ししかない」「心が多い」「心が多すぎる」は許容できますが、「心がなさすぎる」はどうなのかなぁ?


「バカも休み休み言え!」


 「バカも休み休み言え!」と言われたら、バカなことを言うことをやめるのが一般的な解釈です。

 しかしながら、文字通りに解釈すれば、
「🎵バカ 𝄽 🎵バカ 𝄽🎵バカ 𝄽」みたいに、少し間を置きながら「バカ」をリピートするのが正しいように思いますが、、。
 ほんとうにバカを休み休み言ったら、しかられそうですけどね。


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#眠れない夜に
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山根あきら | 妄想哲学者
記事を読んで頂き、ありがとうございます。お気持ちにお応えられるように、つとめて参ります。今後ともよろしくお願いいたします

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