見出し画像

短編小説 | 愛の終わり~Love is Over~

懐かしい思い出… 


「あたし…思うんだけど… …もうあたしたち、別れましょう」と沙織が切り出した。

 「なんでだよ」
 納得できない僕がいた。

「なんでって。きりがないと思ったの。特に理由なんてないのよ。ただひとつだけ言えるとしたら、あなたのためかな?なんかね、あなたにお似合いなのは、別の人じゃないかなって、思っちゃったんだよね。なんか、お互いに間違ったパートナーを選んでしまったんじゃないかなってね」

ここから先は

828字

¥ 200

記事を読んで頂き、ありがとうございます。お気持ちにお応えられるように、つとめて参ります。今後ともよろしくお願いいたします