短編小説 | 愛の終わり~Love is Over~
懐かしい思い出…
「あたし…思うんだけど… …もうあたしたち、別れましょう」と沙織が切り出した。
「なんでだよ」
納得できない僕がいた。
「なんでって。きりがないと思ったの。特に理由なんてないのよ。ただひとつだけ言えるとしたら、あなたのためかな?なんかね、あなたにお似合いなのは、別の人じゃないかなって、思っちゃったんだよね。なんか、お互いに間違ったパートナーを選んでしまったんじゃないかなってね」
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