10行詩 | 無になる瞬間
One by one, I put what I thought into words, seeing the sun in the evening.
But gradually and naturally, I stop to be what I am, forgetting all the words.
In oblivion of words, I am nothing, being something at the same time.
It getting darker and darker, perhaps I am still me although I am not what I am.
I like moments when I forget both the subject of I and the verb subordinate to I.
Geminiによる日本語訳及び修正
詩の翻訳と文法修正
原文:
One by one, I put what I thought into words, seeing the sun in the evening.
But gradually and naturally, I stop to be what I am, forgetting all the words.
In oblivion of words, I am nothing, being something at the same time.
It getting darker and darker, perhaps I am still me although I am not what I am.
I like moments when I forget both the subject of I and the verb subordinate to I.
日本語訳:
一つ一つ、考えを言葉に置き換えていく。夕陽を眺めながら。
しかし、だんだんと自然に、私は自分であることをやめ、全ての言葉を忘れる。
言葉の彼方へ、私は何もない。同時に何かである。
だんだん暗くなっていく。私は、自分ではないけれど、もしかしたらまだ私なのかもしれない。
「私」という主語と「私」に従属する動詞、その両方を忘れる瞬間が好きだ。
文法修正点:
"It getting darker and darker" → "It gets darker and darker"
主語と動詞の数が一致するように修正しました。
修正後の英文:
One by one, I put what I thought into words, seeing the sun in the evening.
But gradually and naturally, I stop to be what I am, forgetting all the words.
In oblivion of words, I am nothing, being something at the same time.
It gets darker and darker, perhaps I am still me although I am not what I am.
I like moments when I forget both the subject of I and the verb subordinate to I.
詩の解釈(補足)
この詩は、自己認識や存在について深く探求しているように感じられます。
言葉と自我: 言葉を使って自己を表現しようとするが、言葉を超えたところに真の自己があるのではないかという問いが浮かびます。
存在の二重性: 「何もない」と「何かである」が同時に存在するという矛盾した状態は、人間の存在の複雑さを表しているのかもしれません。
意識の流れ: 時間の経過とともに意識が変化していく様子が、夕焼けから夜へと移り変わる情景と重ねられています。
この詩の美しさは、抽象的な概念を具体的なイメージと結びつけ、読者に深く考えさせる点にあります。
より詳しい解釈をご希望の場合、以下の点についてご質問いただけます:特定のフレーズの意味
詩全体から受ける印象
詩に込められた作者の意図(もし分かれば)
詩の形式や表現技法
お気軽にご質問ください。
Geminiによる解説を読んだ私の感想
修正されたのは、
「It getting dark and darker」の箇所。
Geminiさんは「It gets darker and darker」と修正している。
私はいわゆる「独立分詞構文」を使って書いた。「It getting~」を「It gets~」に修正する必要があるだろうか?
日本語訳に関しては、だいたい私の意図した意味に翻訳されている。
けれども、一応自分自身で、日本語に翻訳してみます。
私自身による邦訳
夕焼けを眺めながら
想念をひとつひとつ
言葉に落としていく
併し徐々にいつしか
すべての言葉を忘れ
私自身の存在を失う
言葉のない世界では
何者かでありつつも
私は無の存在となる
暗くなりゆく中でも
依然私は私の筈だが
私は無になっていく
主語の私を忘れる時
述語の動詞も忘れる
そんな瞬間が好きだ
記事を読んで頂き、ありがとうございます。お気持ちにお応えられるように、つとめて参ります。今後ともよろしくお願いいたします