英単語 | 銀杏について
英語で「いちょう」(銀杏)のことをなんと言うか?記憶があいまいだったので、英和辞典(『ウィズダム英和辞典』第二版、三省堂)で調べてみた。
銀杏(いちょう)は、音読みすれば、「ぎんきょう」と読めるから、日本語由来の言葉だろうか?
つぎに、一応「英和辞典」(『リーダーズ英和辞典』第3版、研究社)でひいてみる。
ご存知の方も多いとは思うが、最後の
[ Jpn<Chin 銀杏 ]
は、「銀杏」という「中国語(Chinese, 略してChin)」の言葉が「日本語(Japanese, 略してJpn)」に入ってきて、それが英語になったことを意味する。
これで一応、英語の「ginkgo」の語源を確かめることができた。
たぶん、辞書に線がひいてあったから、以前にも調べたことがあったのだろう。
「ginkgo」はうろ覚えではあったが知っていた。しかし、「maidenhair tree」という言い方は全く覚えていなかった。
おそらく「女の子の髪の毛の色の木」みたいなイメージだろう。
一応、つぎに「maiden」という単語を「リーダーズ」でひいてみるとこんなことが書いてある。引用してみる。
maidenの意味をこうやって眺めてみると、「virgin」とほぼ同じような用法らしいことがわかった。
銀杏のことを「maidenhair tree」と言う英語ネイティブの人は、女の子の髪の毛や、これから活躍するであろう競走馬を想起するのだろうか?
私は、髪の毛というと「黒い」あるいは「白い」という色をイメージする。だから、銀杏を見ても「女の子👧」の髪の毛を思い浮かべることはなかった。
今回、「銀杏」を表す英語の語源を調べたことで、銀杏に新しいイメージが加わった。
ちなみに、銀杏の花言葉は、「長寿、荘厳、鎮魂」などがあるらしい。
「銀杏」という単語ひとつでも、奥が深いですね。
「銀杏切り」も銀杏関連語。
そういえば、大相撲の力士にとっては「大銀杏」を結うことが大きな目標ですね。
💡今場所は、横綱・照ノ富士不在でどうなることやら。昨日たまたまテレビをつけて、「これも銀杏だ!」なんて思った。