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#私のこと好き?| 企画応募

#私のこと好き

 三羽さんの企画に参加してみたいと思います😊。趣旨とそぐわないかもしれませんが、よろしくお願いいたします💝

 もしかしたら、あまり読まれたくないので、有料記事にするかもしれません。なるべく誰でも読める状態にしておこうと思っていますが😊。


 このテーマではリアルな話を書きます。もちろん、話の都合上、多少脚色する部分もなきにしもあらずですが、美化するでも批判を避けたいためでもなく、内容がきちんと伝わるようにするためです。


 よく「アキラさんはモテたでしょう?」とか「優しいですね」とか言ってくださる女性は多いです。
 noteの記事では、「#恋愛小説が好き」「#忘れられない恋物語」というタグを好んで使っていますが、リアルではほとんどお付き合いしたことはありません。また、自分の好きな人から先に「好きです」という言葉をかけてもらったこともありません。

 なんだろうなぁ、本当に好きな人を目の前にすると、なかなか「好きです」とは言えないほうでした。「好き」という気持ちを伝えるまでに、少なくとも半年、場合によっては何年もかかりました。
 私がホントに「好きです」と言えた女性の数は、それなりに長い人生の中で、今のところ四人だけです。小学生のときは除いてですが😊。


 自分から「好きです」という前に、相手の女の子・女性から告白されたのも、片手で足りる程度。しかも、こちらのほうは小学生の時も含めての話。

 人生の中でいちばんモテたのは小学生の頃。だから「好き」という言葉も大人のように「お付き合いしたい」とかそういうニュアンスはなかった。その頃は女の子と遊ぶよりも男の友だちと遊ぶほうが楽しかったですから。

 小学生の頃、覚えているのは、六年生のとき。女の子に興味がまったくなかった。
 ある時、女子二人に放課後に呼び出されたことがありました。
 1人の女の子はただの付き添い。「なんの用事だろう?」と思ったら、何かリボンに包まれたプレゼントを渡されました。

「山根くんのこと、好きなの。これ受け取ってね、捨てないでね」と。
「ありがとう」と言ったけれども、なんだろう、その子のことが好きとか嫌いとかいう前に、なんだかこわくなってしまって、リボンをほどくことなく学校帰りに捨ててしまいました。

 それ以来、私にプレゼントしてくれた女の子は教室でも私のほうを見て、微笑むことが増えましたが、私はスキでもキライでもなく、無視し続けてしまいました。なんか申し訳ないな、と思いつつ、一緒に遊んだりする光景が頭に浮かばなかったんですよね。



 ここからは社会人になってからの話をします。

 社会人になった頃、一目惚れした同期の子がいました。休憩室で二人になることが多くて、噂話やら世間話やら、いろいろお話していました。
 休憩室で一緒になることが多くて、と書きましたが、私のほうが休憩をとる時間を合わせていたんですけどね。

 社会人一年目で、たぶん相手の子からも好意的な感じでしたが、この女の子は1年後に会社を辞めてしまいました。最後に挨拶はしたけど、告白しないままそれっきりになりました。もう会うことはないんだろうな、気持ちを伝えておけば良かったなと。付き合ったわけでも、告白したわけでもないけど、その子のことがずっと忘れられませんでした。
 だいぶ後になってから、告白して、二三回会いました。好きな気持ちはありましたが、もうお互いに違う世界にいるんだな、と実感して、その子のことを考える日々は終わりました。


 話が前後しますが、「好きです」と言ってくれた女の子が現れたのは、社会人二年目のときでした。
 いまお話した同期の好きだった女の子が会社を辞めたあとのことになります。

 「アキラさんのこと、好きなんよ」と会社の飲み会のあとに言われました。
 その子は私が好きだった同期の子と、仲の良い女の子でした。

 正直に言えば、とても嬉しかったです。見た目もかわいく、胸も大きい子でした。

「本当に?」と何度も何度も聞き返して「本当の、本当に好きなんです。アキラさんに私のぜんぶを差し上げます」と言われました。

 今、もし好きな人がいない状態で、同じことを言われたら、たぶんお付き合いすると思います。
 けれども、その時、私は同期の好きな子のことを毎日思い出している日々を送っていました。それに加えて、「アキラさんのこと、好きなんよ」と言ってくれた女の子には、遠距離恋愛している彼氏がいることも知っていました。だから、「今の彼氏はどうするの?」って尋ねました。

「アキラさんが付き合ってくれるなら、お別れします。もう遠距離恋愛にも疲れました」と。
結局、「○○さんのことを遠くにいても思ってくれる彼がいるんだよね。大切にしてあげてね」と言って、お付き合いすることは断りました。

 まぁ、いまはそんなことも思い出すことはなくて、このお題を聞いた時に久しぶり思い出しました。今思えば、せっかく「好きなんよ」って言ってくれたんだし、付き合っていた人がいるわけでもなかったんだから、付き合っていればよかったかな、なんて思います。


 なんだろうな、付き合っているとか付き合っていないとかに関係なく、好きな人がいる時に、ほかの人から「好きです」と言われても、受け入れることって私には出来ないんです。

 もちろん、性欲はありますよ。1人で処理したり、風俗で処理したことはあります。
 
 けれども「好きです」という言葉は、私にとって、自分が言うときも、相手から言われる時も、とても重い言葉です。だから、軽々しく使う言葉ではありません。
 
 いま誰かに「好きです」と言ったり言われたりするときには、魂をこめて言います。


 もっと書きたいことはありますが、それは今好きな人にだけ言いたい。しり切れとんぼで申し訳ないですが、この記事はここで終わりにします。

 この記事は一気呵成に書きました。ふだん、投稿前には二三度読み返しますが、この記事はそのまま読み返さずに投稿します。
 考え直してウソを含む文章になることを恐れるからです。


おしまい


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#短編小説
#忘れられない恋物語
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#妄想恋愛詩
#イラスト
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山根あきら | 妄想哲学者
記事を読んで頂き、ありがとうございます。お気持ちにお応えられるように、つとめて参ります。今後ともよろしくお願いいたします