5月12日(水)
昨日までの争いが嘘の様に普通な会話と日常が戻った我が家。
話し合いの結果、5月23日までは「シェアハウスのスタイルで生活」を続けることになった。
決まり事は、
1.朝ごはん、夕飯は各自用意(お弁当は母が作る)
2.米、パン、パスタ、そばなど主食的な物は、ストックがある物は食べて良し。
3.調味料は使用可。
4.肉、魚、野菜、ハムなどは自費購入。
5.お茶、水は共有。
6.ジュース、牛乳などは自費購入。
7.お菓子、スナックは在庫がある物は食べていいが、なくなったら自費購入。
8.自費購入後は、必ず印をつけること。
9.食材を無駄にせず、きちんと使い切ること。
10. 5,000円を使い切った場合、追加費用はなし。ただし余ったら、個人的に使用可能。
息子は水を飲むように牛乳を飲む。
1日、1リットルが当たり前のため、色々計算をしていた。
朝ごはんはコーンフレークとバナナにするらしい。時間もないし、牛乳も飲めるし、バナナで栄養補給だそうだ。学校から帰ってきたら買い出しに行くと張り切っていた。
娘は、コストコのグレープフルーツのシロップ漬けを食べていた。ストックがあるのを知っていたので、それにコストコのディナーロールを食べていた。
それぞれに計算があるらしく、娘は節約をして洋服を、息子は節約をして文房具を買いたいらしい。
シェアハウス体験は、子供達からの提案…
ちょっと待て、洗濯や掃除は?どうなる?
朝ごはんの時に、シェアハウスって分かってる?自分の事は自分で全部やって、共有部分はみんなで掃除とかやるんだよ。
それはどうする?と聞いてみた。
娘「あ、こんな時間、また帰ってきたら話そ」
息子「漢字テストあったかもーー」
逃げられた…。
私も留学先で、まだ若かりし頃、アイルランドでフラットメイトのいる生活をしていた。
アメリカ人、イギリス人の男の子と、ドイツ人、フランス人、中国人の女の子、6人で一軒家で暮らしていた。
毎晩の様にトランプやチェスをして、勝ったら宿題をやってもらったりして。七並べをみんなに教えて、sevenって名前つけて、毎晩やったな。パブに行って帰り道はアイリッシュボーイズグループの歌を大声で歌って近所の人に怒られたり。冷蔵庫の中に怪しい物体を見つけて大騒ぎもしたし、パーティーをした後の片付けをするのすら楽しかったなー。
そんな昔にトリップしながら、またパソコンに立ち向かい、また在宅残業で気づけば19時半。
息子は計画通り、牛乳を3本とコーンフレーク、バナナ買ってきた。夕飯は、またタラコご飯だそうだ。今度はちゃんとタラコを焼いてた。
娘は、朝、コンビニに買ったおにぎりを食べていた。
私もバタバタと洗濯物をたたんだりして、夕飯を作り始めた。
ストックしていた餃子と青梗菜の炒め物を作って食べようとしたら、息子も娘もしれっとやってきて、「テイスティングだけさせてーー」と(笑)
結局、ほとんど私の口に入らずに、私がテイスティングをしたようなものだった。
アイルランドでも、こんなことしたな…とあの時の感じが蘇った。
中国人の子と餃子パーティーをしようと言って、アメリカ人の子がベジタリアンでチーズ餃子を作ったな。イギリス人の子が狂牛病のせいで牛肉恐怖症だったり。
今日はやけにアイルランドの時を思い出す。
きっと子供達も、これから忘れられない体験をたくさん作って欲しい!
その時間は、キラキラしてて一瞬だから思いっきり楽しんでほしい!
後悔なんて絶対しないで欲しいな。
母さんは子育てにおいて、
後悔ばっかりだけど…。
よし、週末はギネスとフィッシュ&チップスだ!
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