ピラティスを始める人が増えているけど、ぶっちゃけ何が変わるの？続けられるの？

2024年現在、ピラティススタジオは増えており、業界自体もすごく盛り上がっています。

そしてお客さんの中にも「ピラティスがいいって聞いたからやってみたくてきました」「流行っているからやってみたくて」「芸能人の〇〇さんもやっているみたいなので」というような声を聞かれることも多くなってきています。

確かに、ピラティススタジオやピラティスを提供する関連施設などはとても増えている印象を受けています。
そして私たち理学療法士もピラティスの業界へ転職する人も増えてきました。

進化し続けているピラティス、流行っているのは何故か？などを考えてみました。
そしてせっかくやるなら継続したい！という方も多いと思われるので、それについても書いてみました。

なぜピラティススタジオが増えているのか？そして理学療法士が転職するのか？

2020年のコロナから当店もスタジオを始めましたが、その頃からだんだんと増えていっているようで、今年がおそらく大手ピラティススタジオさんは最多の店舗数になるのではないかと思います。
やはり、コロナから人々の健康意識が変わり、より自分の体に対して関心が高まっていることが一番の要因だと思います。

コロナ禍の初めはコロナがどんな病気なのかわからず、怯えていましたが、現在は第５類に移行しコロナは「ちょっとひどい風邪」のような扱いに。
しかし、それでもコロナにならないようにはもちろんのこと、体を見直す機会が増えたように思います。

そこでキーワードになるのが
・生活習慣
・姿勢
・免疫力

こんなワードは2020年からよく聞くようになった気がします。

中でも免疫力なんかは特に聞く気がします。
免疫力アップに、免疫力を下げないように。などなど。
免疫力の話はまた今度しますが、、、

今回は生活習慣、姿勢という点。

ピラティスの中でよく聞くのが姿勢の話。姿勢を改善したい・よくしたい、生活習慣の中にピラティスを取り入れたいというのはお客様からよく言われることです。
コロナ禍で自分の体に対し高まっている関心の中でも、自分の姿勢に対してよくしたいという要望が高まった気がします。

姿勢が良くなると、体が変わり、気分も変わる。
そして姿勢が良くなると他人からのみられ方も変わる。

姿勢が良くなるというのはいいことが多いのです。

現代社会ではスマートフォンやパソコンなどを日常的に使い、しかも使用する時間がかなり長いため姿勢不良を引き起こすのが当たり前になってきています。
確かに今このnoteを書いているときもパソコンで文字を打っています。それなりの時間がかかります。姿勢のことを知らないと、もしかしたらパソコンの画面に集中しすぎてとんでもなく変な姿勢で書いているかもしれません。終わった後に首や肩が痛いなんてことも出てくるかも。
しかし、ピラティスをしていると画面に向かっている時も色々と意識します。

ただ座っているだけでなく、エロンゲーションや背骨の位置など。

その話もまた別の機会に。

そんなふうに意識できるようになるのが「生活習慣」へ変わっていくのだと思います。良い生活習慣は良いことを繰り返すことから。

それがピラティスであるととても嬉しいですね。

そして理学療法士がピラティスの業界へ転職する人が増えています。
それは病院やクリニックでの勤務がなかなか難しくなってくる現在、次はどうしようと思う人が多いようです。その時に考えるのが「理学療法士資格を活かせる仕事に就きたい」という人が多いのです。
ピラティスは第一次世界大戦の際に負傷兵のリハビリとして用いられたコントロロジーがはじめとされています。それもあり、ピラティスの動きはリハビリで行う（学校で習ったり現場で1年目に教えてもらう）運動療法の動きに近いことも、ピラティスの業界へ転職する理由の一つと言ってもいいかもしれません。

ピラティスの考え方もリハビリの考え方と似ていることもあったり、お客様に対し前後比較が分かりやすいように評価をするのも理学療法の特徴に似ているためかもしれません。

ピラティスって続けられる？？

たまにお客様に言われます。
「初心者ですけど、ピラティスやっても大丈夫ですか？」
「運動好きじゃないですが、続けられますか？」

まず、初心者について。
色々な運動全てそうですが、なんでも初めてやることはみんな初心者です。
ですので初めての方に対して、最初から難しいことは行わないし、基本的にお客様それぞれで体の状態は違います。
だからこそ、理学療法士の目で評価をしてそれに合わせたメニューを組んでいきます。
初心者でももちろん、OKです！！

２つ目の運動が好きじゃないけど続けられるか問題。
正直いうと、ピラティスを運動と思うかどうかというのも続けられるかどうかの要因としてあります。
運動が嫌い＝ピラティスが嫌い　にはならないと思います。
ピラティスはその方の状態に合わせた動き、呼吸に合わせて動くものです。

運動ではないかと言われると体を動かすので運動に入ると思いますが、ピラティスは毎回体の動きが変化していきます。
１回より２回、１０回より２０回という感じで、回数を重ねるごとに体が変化していきます。それとともに心も変化していきます。

回数を重ねられるようになると体も変わりますが、全てが変わると言われているくらい、生活習慣も変わってくると思います。

流行りに乗るのも良いですが、自分の〇〇を変えたいという方はピラティスをまず体験してみるといいかもしれませんね！

最後までお読みいただきありがとうございました！

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