自分のライフストーリーを生きる ③
私たちが自分のライフストーリーを語るとき、多かれ少なかれ、人生のターニングポイントやキーになるイベントに依存しています。
それは、先生から言われた重要な言葉のフレーズ、両親の離婚、大学進学、ゲイであることのカミングアウト、重大な病気から生き延びたこと、初めての子供を授かったこと、かもしれません。
私たちは、ライフストーリーを語るときに、出来事の点と点を、自然に繋ぎ合わせる傾向があります。
出来事の一瞬間を、一貫したテーマ、そして学びの物語として統合するのです。
私たちが、自分のライフストーリーにおけるネガティブな出来事をどのように扱っているかは、特に重要なことです。
私たちは、ひどい瞬間の共通点を見出し、その共通点を説明しようとする傾向があります。
例えば、離婚や病気を振り返るときには、多くの人々は、回復と償いを強調します。
ネガティブな出来事の中に、ポジティブな意味を見いだす能力は、心理的成熟度、レジリエンス、長距離走における大きな幸福感と関係しています。
リサーチャーによると、過去の問題を第三者の目線で、距離をおいて見つめることが出来る人々は、問題処理が上手く出来て、気が動転することが少ないことが分かっています。
出来事を、別の主人公のストーリーとして構成することで、問題を理解することを手助けするようです。
もしあなたが子育てをしていたら、読み聞かせのときに、ストーリーの中で、感情、原因、解釈を子供達に詳しく説明することで、子供達の語り部としてのより強い能力が発達する可能性があります♪