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グリットの利点♪

本日はグリットに関する記事のシェアをしますね♪

グリットとは、「度胸(Guts)」「回復(Resilience)」「主体性(Initiative)」「執念(Tenacity)」のイニシャルと、気概や闘志をあらわす「GRIT」をかけた言葉で、これら4つの能力を鍛えることで、粘り強く困難に立ち向かい、目的を遂行(GRIT)することができます。成功者は共通して、このグリットを持つ傾向にあると言われています。

心理学者でペンシルバニア大学教授のアンジェラ・リー・ダックワース氏は、「才能やIQ(知能指数)や学歴ではなく、個人のやり抜く力こそが、社会的に成功を収める最も重要な要素である」として、「グリット」理論を提唱しました。

グリットは、「長期的なゴールに向かって、意欲と熱意を持ち続ける忍耐力、根気」と考えると分かりやすいかもしれません。

アメリカの公立高校生4813人を対象にした研究では、グリット、モチベーションの高さ、親や教師からのサポート、共通テストのスコア、人口統計的変数などを照合して、グリットが高い生徒が最も高校の卒業率が高かったそうです。
(アメリカは、高校も義務教育です。)

また、アメリカの軍隊の過酷なトレーニングを成し遂げるかどうかや、軍人学校を卒業出来るかどうかは、テストスコアや身体能力ではなく、グリットの高さと相関していることが分かっています。

では、私たち自身、あるいは子供達が、成長過程において、グリットネス(意志の強さ)を築くことは出来るのでしょうか?

それは、「成長志向のマインドセット」を持っているかどうかがキーになるようです。

「成長マインドセット」と「固定マインドセット」は、スタンフォード大学の心理学者キャロル・ドゥエック氏が提唱した概念で、著書「Mindset: The New Psychology of Success(邦題:マインドセット『やればできる!』の研究)」の中で説明されているものです。

簡単に説明すると、

固定マインドセット(能力や成果は先天的なもので、変化しないという信念)

→「私は失敗者だ。」「彼は私に勝たせることは絶対無いだろう。」

成長マインドセット(物事は変えられるという信念)

→「私は失敗から学ぶことが出来る。」「次はもっと上手く出来る。」

多くの心理学者は、子供を育てる時には、先天的な能力を褒めるのではなく、子供達の努力や忍耐力を認めることを勧めているそうです。

例えば、子供が試合でホームランを打った場合を考えると、その子が抜群な運動神経の持ち主であったとしても、好ましい声かけは、

「沢山バッティング練習をしたから、ホームランという成果に繋がったんだろうね!素晴らしいね!!」

という感じになるかもしれません。

私自身、そして子供達のグリットを高めるために、マインドセットや声かけを改めて見直し中です。

グリットを育てることを意識して成長したいですね♪♪




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