【航海日誌36】KurentとKrofi
スロベニアに滞在してます海賊で研究員のふみんちょです!
今日はきなこさん&旦那さんのパンちゃんと共にPtujのKurentovanjeを見に行ってきたよ〜!
誘ってくれて本っ当に嬉しかった!ありがとうございます!!
Kurentさんについて
Kurentはスロベニアの謝肉祭"Pust"のキャラクター(?)らしい。
人々は、謝肉祭の時にクレントの衣装を着て、冬と邪気を追いやるために、鐘を鳴らすんだって。伝統的に、鐘を鳴らすのには春を呼び込み、豊作を祈るっていう意味もあるみたい。Kurentは羊の毛皮を着て、足にも毛皮を巻いていて、腰に鐘をかけていて、顔全体を覆う仮面を付けてる。今日気付かなかったけど、 頭の飾りには2種類あって、牛の角を付けるものと、鳥の羽を付けるものがあるんだって!へー!(参考:Wiki)
スロベニアに来たばっかりの頃に、研究室の友達がこういうお祭りが2月にあるよ〜って教えてくれた時から気になってて。このカーニバルは各街で行われるから、Ljubljanaでも見られると思うとは聞いていたけど、できればKurentたちのナワバリ(?)で見たいなあ〜ってずっと思ってた。
誰かと一緒に行けたらいいけど、誰とも予定が合わなかったらバスか電車で一人ででも行ってやるぞー!って思ってたから、お二人に誘ってもらえて本当にハッピーだった〜!ありがとう…!(何度でも言う)
こういうよくわかんない系の生き物好きなんだよね〜〜(褒めてる)
動き激しいし、鐘がやたらうるさいところも推せる。
動画も写真もいっぱい撮ったし、ファンサもしてもらったから満足!
スロベニアのドーナツ Krofiについて
それから、このPustの期間ってみんなめっっっっちゃKrofi食べるんだね。Krofi屋さんだらけだったし、みんなめっちゃ買ってめっちゃ食べてた。普段からKrofiは見かけるし、広告もよく見るし、スロベニアの人々にとっては馴染み深いおやつなんだろうけど、このお祭りはさらにKrofi度が高い。
パン屋さん↓の1€Krofi (2個目) マーマレード酸っぱめ。好みかも!
そして帰りにスロベニアで一番有名だというKrofi屋さん"Trojane"に寄ってもらったよ〜!高速道路にデカデカとした看板があって、ここでしか買えないそう。
薄暗くなってきた夕方16時ごろだったのにも関わらず、駐車場ほぼ満車&警備員さんいて、Krofi大人気〜!味も、定番マーマレードだけじゃなくて、バニラ?、ヘーゼルナッツ、ブルーベリークリームの4種。ヘーゼルナッツにした。他のも美味しそうだったから迷った〜!
Krofiは揚げた丸いパン生地の中に、マーマレードジャムが入っていて、上から砂糖を振りかけたものが定番タイプのドーナツ。ミスドのエンゼルクリームみたいな味。お店や作る人によって味や中身は割と自由らしい。
きなこさんが教えてくれたスロベニア料理のインスタアカウントの動画が作る過程が分かりやすくて好き!↓
謝肉祭でKrofiを食べる理由
なんで謝肉祭でKrofiを食べるかっていうのについては、きなこさん曰くスロベニアの人たちもよく分かっていないそう。
ChatGPTに聞いてみたけど
結論:ChatGPTもよくわからないみたい。
ふみんちょ「スロベニアの謝肉祭でKrofiを食べる理由を教えてください。」
ChatGPT「スロベニアの謝肉祭でKrofiを食べる主な理由は、伝統と文化的な意味合いがあります。謝肉祭はキリスト教の伝統的な祭りであり、40日間の断食の前に豊かな食事を楽しむ期間として知られています。Krofiは、謝肉祭の期間中に特に人気のある菓子であり、その食べられる理由は、謝肉祭の豊かな食事を楽しむ文化的な慣習に由来します。」
ぼんやりしている。
聞き方をちょっとずつ変えてみたけど、
*主に謝肉祭(キリスト教の伝統的な祭り)の期間中に楽しまれる甘味
*断食前に楽しむ豊かな食事
*人々が伝統を守りながら共に楽しむ文化的な儀式の一部
*数世紀前から伝統的な菓子として定着していて、その存在自体が謝肉祭の象徴
定着し過ぎてて、他のお菓子に変えることは文化を失うレベルらしい。
関係あるか分からないけど、断食前の最終日(火曜日)がキリスト教ではパンケーキ・デイっていうらしくて、やっぱり断食前に食べる最後の食事的な意味らしい。ちょっと似てない?そうでもない?笑
他のウェブサイトとかでも調べてみたけど、ウィーン発祥であることと、幸運や繁栄の象徴的なお菓子らしい。まん丸で綺麗なラインが入ってるもんね。
もっとちゃんと文献を探せば、深い歴史を知ることが出来そうだけど、そんな歴史すら考えることがないほどに、スロベニアの人たちにとっては当たり前のように存在している食べ物なんだね。
こういう”揚げドーナツ”自体は日本にもあるし、味も日本で食べたことあるような、特に独特な感じもしない、普通に美味しいドーナツ。スロベニアにいる間に、日本では食べられないような変わった食べ物をたくさん食べるぞ!と思ってたって言うのもあってKrofiは良く見かけていたけど後回しにしていたところはある。
でも、その食べ物がこの国で持っている文化や意味が異なるなら、日本で食べるドーナツと、この国で食べるKrofiは別の食べ物かもしれない。
この国にいる間に、またどこかのKrofi食べたいな!
食べ過ぎに注意しながら(笑)