不毛こそ、クリエイティビティ
僕らのチームとは関係なく、個人的な身内で「不毛部」というのを作っていて
全くもって不毛な会話をするというのをやっている。
先日ドツボにハマったのはSkype の字幕で会話をする会。
“デストロイ”という単語が永遠に“レストラン”と訳されたり
急に“春のパン粉祭り”と出てきたりと終始、意味がわからない会話がテキスト上で繰り広げられた。
ある時は、おせちの意味合いを勝手に作って見るだとか
寝ぼけて携帯が顔に落ちる現象を、
『ジョブスのイタズラ』改め、Face into the display. (ディスプレイの中に入る。)
と命名するなどの現象名を勝手につけるなど。
ほんとに何の生産性もない事をやる会である。
ただ不思議なのは、この不毛な会話をしていると
なぜだが本質をつくことがある。
急に思考がジャンプする瞬間があって、あの感覚はとても爽快だ。
宮台さんが「未規定性」と読んでいらっしゃるがまさにこのことだと思った。
時には、生産性や合理性のフレームの外に目を向けて見ることも大切だ。
そして、最近でいうアートな思考がビジネスに、、、なんて言うのが流行っているようだけど、どちらかというとその前に
ほんとに不毛に思えることをいかに発見するかの方が
クリエイティビティは生まれるのでは?と考える。。。
まぁ我々は何かを生み出す為ではなく、不毛な対話を続けるが 笑