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30歳から始めた英語学習 仕事で世界各国からの来訪者に応対 EP.2

こんにちは。フォトグラファーのnonです。
こちらでは会社員時代の英語学習および英語関連の仕事について書いています。

国際業務の仕事をしていると、海外からの来訪者に応対しなくてはなりません。
取引先は欧州が多かったですが、ドイツ、フランス、オーストラリア、イギリス、アメリカ、スイス、ベルギー、シンガポール、香港、韓国、台湾、スウェーデン、スペイン等から来訪があります。

30代の頃は上司がスピーカーとなってくれるので、一緒に聞いてメモを取るのが仕事ですが、40代後半にもなると自分が責任者でスピーカーとなりました。

30代の頃、メモ取り要員としてミーティングに参加していましたが、上司から黙っていると外国人から見るとバカと思われるので、なんでも良いから質問の一つでもするようにと言われました。
確かに、来訪側も若手が同行して来ていても会話に参加しています。
そこで毎回事前に相手先の会社レポートや業績を調べて質問項目を考えました。

外国人は基本的におしゃべりなので、一つ質問をすればかなり場が持ちます。問題は「あなたはどう思う?」と逆に振られた場合です。最初の頃は全く対応できなかったので、想定質問を考え、事前に英語で自分の考えを用意しておき、否応なく英語学習の場となりました。

来訪者の英語は、その国の訛りが出ますので、ぼーっとしていると、その国の言語にしか聞こえなくなってしまいます。ただし、母国語が英語以外の国は第二言語となるため、難しい表現や単語を使わないので訛りさえ慣れれば聞き取り安いです。

英語圏からの来訪者は、日本人相手であることに気を遣ってくれる人であれば良いのですが、中には全く配慮なくネイティブ同士であるかのようにしゃべる人もいて聞き取りが難しいです。

そういう時はもう少しゆっくりしゃべってください、とお願いするのですが、配慮するのは最初だけで段々と普通になってきます。
こちらが英語を少しでも話すと、この人は英語ができる人だと勝手に思い込んでしまう傾向があります。

一番英語がわかりやすいのは、日本に住んでいたことがある外国人です。特にJET プログラムで日本の中高で英語を指導していた経験のある人は、日本人が理解できるだろう英語を話してくれますのでほぼ全て理解できます。
※JET プログラムとは、語学指導等を行う外国青年招致事業(The Japan Exchange and Teaching Programme)の略で、外国青年を招致して地方自治体等で任用し、外国語教育の充実と地域の国際交流の推進を図る事業です。

逆に、日本語を勉強している来訪者もいます。主にアジア圏の人ですが、ヨーロッパの人にもいます。
ミーティングが日本語となる場合、私は逆の立場からなるべく日本企業独特の言い回しや難しい単語は使わないのですが、英語を社会人になってから勉強したことがない役員たちは、これ絶対に理解できないだろうなというような日本語表現を平気で使います。
そのような場合には、英語で通訳して補足する必要があります。

日本語の年次報告書と英文のAnnual Reportの違いみたいなもので、内容は同じでも表現や切り口が違います。

イギリスからの来訪者は、ロンドン出身者であっても社会の階級によっては、BBCのような発音ではなく、とてもクセのある発音となりますので中には一つの単語も聞き取れないような人もいました。日本語を勉強している外国人にいきなりコテコテの方言で話しても理解できないようなものです。

今でも英語はわからないことだらけです。終わりがなく、決して極められないことが英語学習を続けられる理由になっています。

また追々、自分の経験で仕事と英語にまつわる話などしていきたいと思います。


最後までお付き合いいただきありがとうございました。またお会いできることを楽しみにしています。

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