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30歳からの英語学習 「発音は大事だがネイティブのように話す必要はない」Episode 4

こんにちは。フォトグラファーのnonです。
こちらでは会社員時代の英語学習および英語関連の仕事について書いています。

日本人駐在員の英語は、日本人が話しているとわかる発音です。
しかし、それでもちゃんと通じていて会話ができています。

英語学習を始めた頃は、発音ってどこまで大事なんだろう、日本語発音でたどたどしくしゃべる人って何だか格好悪く感じ、ネイティブのような発音ができてこそ英語ができる人だと思っていましたが、それは大きな勘違いでした。

仕事を通じていろいろな国の人の英語を聞くと、ドイツ人のエリート層の英語は集中して聞かないとドイツ語にしか聞こえないし、フランス人の英語も同じです。しかし、英語だと思って聞くと、もちろんちゃんとした英語です。

つまり、世界共通の意思疎通言語として英語を使っているわけですから、その目的は各国の人とのコミュニケーションであって英米の人間になるということではないです。お国柄が出ることはむしろ好ましいと感じるようになりました。
これは英語=アメリカとしか思えなかった視野の狭い頃には無かった気づきでした。

では発音はカタカナ発音(五十音)で良いのかというと、それでは通じません。
日本語訛りがあっても良いので、「通じる発音」が必要です。
国際業務に配属された最初の頃、外国人との食事会に同席して英語を話しても、相手は理解できませんでした。上司の話す英語も日本語訛りなのに、一体どこが違うんだろう・・・と。

しかし、多くの外国人と会っているうちに、自然と通じるようになってきました。おそらく、相手の言葉を聞いて、「同じように真似て話すようになった」、それだけかと思います。
最初の頃は日本人の前で英語っぽい英語を話すのが恥ずかしくて、英語の物まねが上手くできなかったというのが本当のところかもしれません。

似たようなことに、日本語の方言があります。私は父が転勤族だったので、山陽地方で育ち、中学から関西へ引っ越し直ぐに関西弁を習得しました。社会人になって東京に行き直ぐに東言葉を習得したのですが、英語の発音も同じようなものかと思っています。人が話すのを真似るだけ。

余談ですが、自分の英語発音が通じているのかを判断するツールとして、スマホアプリのGoogle翻訳があります。英語で話して、正しく単語が表示されるとネイティブ相手にも通じている証拠です。
因みに、フランスに旅行した時、シルブプレ(Please, お願いします)が通じませんでした。Google翻訳に話しかけても認識しないのでそりゃ無理だということです。
試しに「新聞くれ」と話すと、正しくs'il vous plaît(シルブプレ)と認識されますよ。(笑) 一度やってみてください。

英語に話を戻すと、
1.イントネーション・アクセントが大事
 最近の日本語はフラットに抑揚なしで話すのが流行っていますが、AIのような話し方では通じませんので、これが一番大事かと思います。関西弁は二つ目にアクセントがあるので英語に近いです。例えば、ハワイですが、東京では「ハ」ワイですが、関西ではハ「ワ」イです。名前もサッカーの中田選手はフラットにナ・カ・タですが、関西ではナ「カ」タです。

2.英語固有の発音
 通じないほど固有のものはそんなには無いのですが、LとR、SとTH、BとV、ǝ:r(bird、turn、heard)くらい気を付ければ、その他は日本語発音でも大体通じます。

3.カタカナ英語
 ルクソール、マドンマ、マクドナルド、ヤクルトのような日本語化しているものは英語では全く違いますので、一つ一つ気づいたら修正していけば良いです。

もちろん完璧なネイティブ発音ができるに越したことはないですが(ネイティブから自然な英語ですねと褒められますがそれだけです)、先ずは話す内容であり、ちゃんと会話ができるかどうかです。

今でも英語はわからないことだらけです。終わりがなく、決して極められないことが英語学習を続けられる理由になっています。

また追々、自分の経験で仕事と英語にまつわる話などしていきたいと思います。


最後までお付き合いいただきありがとうございました。またお会いできることを楽しみにしています。

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