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ユーロスターでパリに到着 スリ大国での対策
こんにちは。フォトグラファーのnonです。
海外の街や風景、スポーツ撮影を生涯のライフワークとしています。毎日、生活のすべてにカメラが欠かせません。
写真は記憶を確かにしてくれるだけでなく、時にはその写真が今を生きるための力を与えてくれるものになります。
こちらでは、これまでに旅した写真日記を書いていますので、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。
ロンドン、セントパンクラス駅からユーロスターに乗り、2時間半でパリです。
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二等車は日本の新幹線のグリーン車と同じ2席−2席でそこそこ広いです。ただし窓と窓の間の壁が広く、壁横の座席だと窓が無いことになりますが、日本の新幹線と違って車両全体的に窓がワイドなので、左右から景気を見ることはできます。壁の位置はフックがあって荷物を掛けるのには便利かもしれません。
田舎の景色は比較的単調で、日本の新幹線から見る景色とそう変わりません。ドイツのようなヨーロッパらしい景色ではないのは何故かなと考えたところ、そういえば電柱があるため日本みたいに感じるのだろうと思いました。
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予約した席は、もちろん景色バッチリの席で申し分なかったのですが、学生の団体客と同じ車両で最初は騒いで結構賑やかだったものの直ぐにおとなしくなり眠ってしまったようです。
自分もロンドンの疲れから、ユーロトンネルに入る前に眠ってしまい、英仏海峡の海底下を通っているんだなという感動は味わえませんでした。ただし、どのみち真っ暗で実際感慨深いものがあったかどうかは疑わしいです。(^-^;
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目を覚まして、隣の車両に移るとガラガラでした。ユーロスター内を少し探検し、食堂車と一等車を覗いて来ました。
食堂車はカフェといった感じです。ドイツのICEのカフェ車両と雰囲気が同じです。
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ドイツのICEには、各窓枠に水没時の窓を割るトンカチ(車に搭載するのと同じもの)がありましたが、ユーロスターにはないということは、その危険性が無いからでしょうか。
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パリ北駅に到着しました。ユーロスターはロンドン側でもそうでしたが、ホームに降り立つには階段となりスーツケースを持つ旅行者には優しくありません。
海外に来て初めて気が付くことですが、日本の鉄道駅は段差が小さく乗降車がしやすいと新ためて感じます。(というか、なんで海外では工夫しないのかなと思うのですが・・)
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ユーロスターの顔形は、ドイツのICEやイタリアのTRENITALIAと似ていますね。
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パリと言えば、スリ王国。旅行記等でいかに多くの方があの手この手でスリ被害に遭われたかを読んで驚くばかりです。かつての会社の同僚も新婚旅行初日にしてパスポートから財布まで全てスリ(というよりも半ば強奪)に遭い、相当な心の準備をして臨むことになりました。
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パートナーも鞄の中にスリの手が入っていたことが過去にあったようで、対策はカメラバッグ兼用の鞄はタスキ掛け方式でチャックが露出しないものにしました。
護身用には警棒代わりに折り畳み傘を用意し鞄にセットしておきました(笑)。
鞄にスリの手が入ろうものなら、その腕を一撃必殺するつもりで(その前に傘の柄が折れますが−笑)臨みました。しかし幸いながら、殺気だったオーラが常時出ていたのか、スリらしき人など旅行を通じて一切見つけることができず、拍子抜けしました。
ただし、スリ対策ではないのですが、パリ滞在中一度だけその警棒を実際に使うことがありました。(後述)
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パリ北駅ですが、このエリアは最も危険エリアだと聞いていて、現地に住む日本人も歩いていて追いはぎに遭ったと聞かされました。ユーロスターを降りてから、直ぐにオーラ全開で殺気立っていたのですが、警官も巡回していて駅構内は大丈夫のようでした。
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一番狙われやすいのが日本人の高齢男性らしいです。日本人は集団で行動せず、現金を持っていて被害に遭っても大声で騒がないかららしいです。
現地在住の人の話だと、今はコロナ禍が終わり観光客が増え、スリも一段と増えているようです。
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タクシー乗り場で待っていると、旅行記にあったとおり、元気な物乞いが声掛けしてきます。来た来たと、日本人には英語で話しかけてきますが、わからないふりで無視です。
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こちらもプランタン。
最終日にラファイエットに行きましたが、ショーウィンドウやディスプレー、店員の応対等が日本の三越などのデパートと比べて、あまり変わらなかったのが逆に違和感でした。
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アーヴル通りのつきあたりにはサンラザール駅が見えます。
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タクシーはマドレーヌ寺院の裏側で降車。
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ホテルの部屋からマドレーヌ寺院が見えます。ホテルはパリの中心部にあって、ここを起点とすると街歩きに効率的です。
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ホテルの一階にもカフェがありましたが、パリと言えばカフェ。パリの人にとって、カフェは日本の至る所にあるコンビニのようなオアシス的存在ではないかと考えました。
外出時の緊急トイレもカフェを利用するのが日常のようで、日本だとスタバなどもありますが、トイレのためだけに欲しくないコーヒーを頼むよりも、コンビニで何か買ってトイレを借りる方が手っ取り早いです。
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2階建てのパリ・オープンツアー・バスの経路になっていて、トロンシェ通りはプランタンまで一直線です。高級食材店のFAUCHONもこのすぐ右手にありました。
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マドレーヌ寺院の裏口には、ここから入れないので表にまわれみたいな表示がありました。
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マドレーヌ寺院の横を歩いて・・
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正面に出ました。マドレーヌ寺院は、フランス革命前の1764年から建設が開始され、幾度の中断を経て1842年に完成。
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コリント様式の円柱52本に囲まれ、正面レリーフの主題は最後の審判です。
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有名な市内観光バス、2階建てのパリ・オープンツアー・バスです。時間があればこれを利用したのですが、如何せん日程が超タイトで移動に時間をかけられないので、今回はこまめにタクシーを利用しました。
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マドレーヌ寺院正面からコンコルド広場に真っ直ぐに伸びる道路は、ロワイヤル通りです。ラデュレの本店があります。
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お花でいっぱいのマドレーヌ寺院正門から中に入ると、少年少女聖歌隊が合唱中で写真は不可でした。翌日にも別の聖歌隊がいたのですが、その時は何故かOKで皆さん撮影していました。
この後、パリの世界遺産「パリのセーヌ河岸」巡りでセーヌ川クルーズに出かけます。
To be Continued
最後までお付き合いいただきありがとうございました。またお会いできることを楽しみにしています。
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