見出し画像

ローマ編『ジェズ教会』天井画が圧巻!!

こんにちは。フォトグラファーのnonです。
海外の街や風景、スポーツ撮影を生涯のライフワークとしています。毎日、生活のすべてにカメラが欠かせません。
写真は記憶を確かにしてくれるだけでなく、時にはその写真が今を生きるための力を与えてくれるものになります。
こちらでは、これまでに旅した写真日記を書いていますので、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。

『コロッセオ』『フォロ・ロマーノ』を見学した後、階段を登って「カンピドーリオ広場」のある丘に出ます。

歴史的建物のローマ市庁舎。

3層に分かれて建て増しされたことが分かります。
一番下がローマ時代のもの、真ん中が中世、上部がルネッサンス時代です。

ローマ時代の遺跡の上には、各地で多くの教会が建てられていますが、理由は土台が頑丈だからのようです。その時代のコンクリートは、現代のものとは比べものにならないほどの耐用年数。パンテオンもコンクリート製です。

ローマ市庁舎の正面に回ってみます。
階段には赤い絨毯。

いかにもローマらしい彫刻が建物と調和を保ちバランスよく配置されています。

カンピドーリオ広場。

中央にはマルクス・アウレリウス帝の騎馬像があります。
ここは天才ミケランジェロの設計。ただし、完成したのは1940年。

カピトリーニ美術館

市庁舎の右側の通路。
フォロロマーノが一望できる広場に出ます。

ガイドブックでお馴染みの風景が現れます。
広大なフォロロマーノを見渡せる展望エリアとあってたくさんの観光客が撮影に夢中になっていました。

マルクス・アウレリウス帝の雄姿。

古代ローマ時代のものとしては唯一残る貴重な皇帝騎馬像。
キリスト教を公認したコンスタンティヌス帝と間違われたので破壊を免れました。ただしこちらは複製。本物はカピトリーニ美術館に大切に保管されています。

古代ローマをリスペクトするミケランジェロの思いが伝わりますね!

皇帝を見上げながら一旦この広場に別れを告げます。

向かった先はこちら、ジェズ教会。
ただ今11:30。フォロロマーノは1時間少々で通り抜けました。カンピドーリオ広場からジェズ教会まで徒歩5分。
巨大なバロック様式のファサードです。

ジェズ教会は12:30で一旦閉まるので、日程を組む上で難しいかと思っていましたが、是非とも訪れたかったのでスケジュールを組み直して行くことに。

お昼休みのある教会が多いので「行ってみたら閉まっていた・・」とガッカリしないために開いている時間は要確認です。

ジェズ教会はかつてのイエズス会の本拠地でした。

イエズス会の紋章 IHSの上に十字架

天井画はベルニーニの弟子、バチッチャの「キリストの御名の勝利」

ジェズ教会のイタリア語Gesuは、英語ならJesusです。

絵から飛び出していて、どこから絵なのか区別がつきません。

う〜ん。。
一体どうなっているのでしょう。

あちこちで飛び出しています。

説得力のある彫刻です。

色大理石でデザインされた床

クーポラを真下から眺めます。

立派な礼拝堂がいくつも並んでいます。

ローマでも屈指の装飾を誇る教会。

当時プロテスタントに対抗して、世界各地に出向き精力的な布教活動をしたイエズス会の威光を伝えています。

異教徒に立ち向かうマリア様。

カトリックを信じない者は地獄に落とされ、信じる者のみ天国に召されるということを解りやすく表しているようです。

日本でも布教活動を行ったフランシスコ・ザビエルの礼拝堂には、多くの人に洗礼を与えた右手が聖遺物として祀られています。

上ばかり見上げていると首が痛くなるので、この鏡で見るのが正しい見方なのかもしれません。

ちょっと疲れましたが色々な意味で見応えのある教会でした!
行って良かったです。

お次は、ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂に向かいます。

To be Continued


最後までお付き合いいただきありがとうございました。またお会いできることを楽しみにしています。

#旅行記 #イタリア #海外旅行記 #この街がすき
#旅のフォトアルバム #海外旅行 #写真 #ローマ
#ヨーロッパ #カメラ #ローマ市庁舎 #カンピドーリオ広場
#ジェズ教会 #写真日記 #撮影

いいなと思ったら応援しよう!