Canon 新製品「RF16-28mm F2.8 IS STM」購入前レビュー
RFマウントの新ズームレンズ「RF16-28mm F2.8 IS STM」を2月下旬に発売することが発表されました。
早速、Canonフォトハウス銀座にチェックに行きました。
平日の銀座界隈はインバウンドでいっぱいでした。
同じF2.8通しレンズの「RF28-70mm F2.8 IS STM」と見た目は変わりません。フィルター径は同じく67mmです。
「Lレンズに迫る高画質」という謳い文句ですが、RF28-70mm F2.8の時もRF24-105mm F4 Lと同等以上と言われ、実際は遥かに同等以上の解像力で、私はあっさりRF24-105mm F4 Lを売却して入れ替えました。
105mmまである利便性を勘案しても、RF28-70mm F2.8の透明感ある解像力を体験したらRF24-105mm F4は物足りなさを感じる絵でした。
従って、今回の「Lレンズに迫る高画質」というのは、RF 15-35mm F2.8 L IS USMよりも高い解像力であると想像できます。
私はRF 15-35mm F2.8を以前使っていましたが、全体的な解像感が低く、立体時な風景写真では四隅が流れて使い物にならなかったことから、デジタル補正ありきではあるものの解像力に関しては凌駕すると思います。
実際、キヤノンフォトハウスで試写したところ、室内ではありますが、2段絞ってF5.6で四隅はキレキレに解像していました。
ただし、Lレンズではない理由として、沈胴式であること、デジタル補正ありきであること、逆光耐性やコマ収差がLレンズほどではない、といったことがあると思われます。
何を一番に優先するのかは、ユーザー次第なので、レンズ全体として考えた場合、このレンズは買いなのかどうかは人それぞれになろうかと思います。なので、ラインナップが様々な用途に応じてあるのだと思います。
16-28mmなので、2倍ズームにもなっていませんが、広角側の1mmの差は望遠側よりも効果が大きいです。
結構ズームの効果があるのがわかります。
AFについては、USMと変わらないキビキビした反応です。ビルドクオリティについてもRF28-70mm F2.8 IS STMと同じく、沈胴式であるにもかかわらず、RF初期のLレンズに見られた鏡筒のガタつきは一切なくしっかりとしています。
さて、このレンズを買うかどうかですが、RF14-35mm F4 L USMを超広角のメインレンズとしているため、自分自身に向けたプレゼン結果は「99.9%不要でしょう」です。
しかし、重箱の隅をつつくなら、RF14-35mm F4は14mmと35mmの描写は良いのですが、中間域がいまひとつです。
パーフェクトに撮るなら、EF16-35mm F2.8L III USMなのですが、大きく重く、さらにアダプター付けると一層大きく重くなるため、出番がまったくない状況です。
入れ替えられれば良いのですが、そのためには購入してテストする必要があります。
気になった沈胴式ですが、大きく重いレンズを使うよりも、案外ストレスは無かったです。それは普段使いのRF28-70mm F2.8もそうでしたので。
しばらく頭を冷やして考えます。
【関連レンズ】
最後までお付き合いいただきありがとうございました。またお会いできることを楽しみにしています。
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