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カメラと写真

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こちらでは、これまでに所有したカメラとレンズに関する個人的なレビューを中心にカメラについて語っていきたいと思います。
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2024年12月の記事一覧

SONY「α1 II」開封の儀 『目新しさは無いが、下剋上を解消したモデル』

『α1 II』は、2024年12月13日に発売された、αシリーズフラッグシップモデル フルサイズミラーレス一眼カメラです。 東京ビッグサイトにて11月20日、21日の2日間行われた「SONY α SPECIALEVENT 2024」にも参加してきました。 『α1 II』は、フラッグシップ『α1』の第二世代ですが、率直な印象しては、第一世代から着実な性能の引き上げと言えますが、基本的には既存の最新技術を取り込み、下剋上を解消したモデルと感じます。 化粧箱の色がこれまでのブ

NIKON「Z50II」開封の儀 『メイン機としてこれ1台でOK』

入手が本当に幸運で、Xmasプレゼントとなりました。 11月に「ニコンプラザ東京」のタッチ&トライに行った時点では、購入を迷っていました。 というのも、Z50ユーザーであり、メイン機Z8のサブ機Z6IIIのさらにサブ機という位置付けで、最近は旅のお供として使用するだけになっていて当面買い替え予定は無かったからです。 5年間使ってきたZ50を旅の「記念写真」用途のみでZ50IIに買い替えるメリットはほとんど無いと考えたものの、あと3、4年使って二束三文になるよりも、今なら結

「未来のカメラ」X(Twitter)に聞く Grokの回答は・・

X(旧Twitter)で公開されているGrokは、イーロン・マスク氏が設立した企業のxAI社が手掛ける対話型AIですが、「未来のカメラ」について、各メーカーごとに聞いてみました。 先ずは、メーカー指定をしない場合です。 恐らく、カメラボディはAIが勝手に被写体を見つけ、オートフォーカスから、タイミング、構図まですべてをやってくれるのだと思いますが、レンズだけは従来と変わらず、光を集めるという役目をするため、その形状も変わらないのでしょうね。 それでは、メーカー別にどのよ

NIKON Z6IIIで行く「ニコンミュージアム」

「ニコンミュージアム」と言えば、これまで品川にあり何度か足を運びました。反対側にCanonプラザS(品川)があるので、ついでにいつも両方行くという流れでした。 「ニコンミュージアム」は、2015年10月にニコン創立100周年プロジェクトの一環として品川で開館しましたが、2024年2月末に休館となりました。 ニコン本社を東京都品川区西大井に移転したことに伴い、その年10月12日、新本社内に「ニコンミュージアム」がリニューアルオープンしました。 今回は、移転後初めての訪問にな

自分にもしもの時、残ったカメラ機材はどうする?「断捨離・終活」

もし貴方が10代、20代であれば、そんな心配がよぎることなどないかもしれません。 でも50歳を過ぎると芸能界、スポーツ界だけでなく、親族、旧友たちの幾人かが平均寿命を前に旅立たれることを目の当たりにされていると思います。 自分にもしものことがあればカメラ機材はどうなるのだろうか・・とふと考えることがあります。 もちろんサブスクの解約対応などは終活の一環として皆共通の課題ですが、カメラ機材って残された家族は処分にきっと困るだろうなぁと。 これがガラクタなら廃棄処分で良いので

Canon EOS R1で鳥の飛翔を試す

自分の中では、Canon EOS R1はスポーツ撮影専用機の位置づけなのですが、シーズンオフなので来春までの間、慣らし運転でいろいろな場所で撮影しています。 今回は、動体オートフォーカスのテストということで、鳥の飛翔写真を試してみました。レンズはRF100-500mmです。 カメラバッグから取り出し、まだ何も設定していない段階でしたが、突然池にカワウが舞い降りて来たのでとっさにカメラを向けました。 撮影は全て、被写体認識(動物)を使っています。 紅葉シーズンなので、青