心のダイエット
キックボクシングジムに通って得た副産物。
とても、
心が鍛えられている。
ジムに通い始めて2ヶ月。
週2でなんとか通ってます。
トレーナーさんとの関係で
わたしの持つ弱い部分と毎回のように対峙する。
トレーナーさんは若い男性で、
それほど気のつく優しいタイプの人ではない。
体育会系というのでしょうか、
ダイエット希望の主婦層がターゲットにしては
結構厳しめです。
どちらかというと、苦手なタイプです。
被害者意識の栄養源になるタイプ。
「あ、この人全然わたしに興味ないな。」
「なんかめんどくさそうやな」
「わたしみたいな声の張らない弱々しいタイプ嫌いそう」
と、
わたしの中の被害者意識に
いつも水を注いでくれます。笑
ぽんこつ母さんは
右と左が咄嗟にわかりにくい左右盲だと自覚しています。
産後物覚えがさらにわるくなり、
頭の動きも以前よりボケッとしているので、
瞬間的な判断がとても難しいと感じることが多いです。
最近、少しジム通いに慣れてきて
グループレッスンに参加するようになったので
ミット打ちの相手役(ミットを持つ方)をやることが多くなりました。
これがもう、左右わからないと大パニックになるんですよね。
しかも、パンチは左右逆になるし
ジャブとかストレートとかフックとかアッパーとか
左右だけじゃない名前も分からなきゃだし
毎回ドキドキします。
間違えたら、キックが飛んで来る可能性もありますしね。
神経すり減らします。
ほんでさらに、
相手の方が打ってくる前に、
「ジャブ、右ミドル(キック)」と
次に何を打ってくださいねというふうに一瞬で指示しないといけない。
地獄です。
最初、全然できなくて
でも先生はなんか厳しくて
「もっと早く言ったげて!」と言われ
なんでお金払ってまでこんな難しいことをやらされなあかんのやと
半泣きでやってました。
まぁ、危険なのでちゃんと注意してもらわないといけないんですけどね。
先生は、
わたしがこんなへっぽこ人間だから
厳しいんだ。
自分にとってメリットがない人間だから厳しい。
美人じゃないから扱いがぞんざいなんだと。
そう思わせる、過去の何かを思い出させる存在なんですよね。
以前のわたしなら、
「なんか合わんし、やめようかな」と
早々にやめていたかもしれません。
が、わたしには目標があります。
カッコイイ身体になって、40歳でウエディングドレスを着ること。
息子に「ママ可愛い」って言われること。
自分が毎日気持ちよく生きるために、
自分に見惚れる身体になること。
2歳児育児についていける体力が欲しい(切実)
そのために、もうしばらく続けてみたい。
その想いを大切にするために、
何を思ったとしても、
その「思った」スイッチを一回切って
ジムの予約をとっています。
そうして続けてきた中で
もしかしたら
上で太字で書いた部分は大きな勘違いかもしれないと
気づき始めてる。
「こんなおばさんだから」
「中年だから」
「見た目や内面が地味だから」
「特別優れていないから」
「メリットを与えられないから」
だから差別される。
扱いが悪い。
そうやって
いろんなもののせいにしてきたよね。
今まで。
実際にそうやって
差別する人も
きっといるだろう。
だけど
そこに屈してはならない。
屈する必要はない。
受け取らない。
納得しない。
そんな
小さな小さな強さが
少しずつ育ってる。
わたしはこんなんだけども、
不器用だし、
特別優れた何かがあるわけじゃないけど
努力もできる魅力的な人間だ。
たった100日noteを続けて書いただけですが
そこからの小さな自信が
ここに繋がった。
「わたしはできる人間(なのかもしれない)」という世界を
見せてくれている。
トレーナーさんは
わたしの触れてほしくなかったものに
ガンガン触れて、
膿を出してくれる存在なんだなと
感謝の気持ちすら湧いてくるようになりました。
好きではないけどw
この一連の気づきによって
内側の熱いものが
フツフツしております。
小さな小さな強さです。
ちょっと蹴飛ばされると
すぐ吹っ飛んでいくかもしれない。
でも確かに、ある。
身体の余分な脂肪を削ぎ落としたくて始めたキックボクシング。
心の余分なしがらみを削ぎ落としてくれました。
匿名で質問が送れる質問箱を設置しました!
質問には投稿にてお答えさせていただきます!
写真のこと、メイクのこと、今日の晩御飯の献立のこと
ぽんこつに何か一言、気軽に投稿してみてください 🤩
この記事が参加している募集
サポート、励みになります🥹