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うつの日々、お薬編#2

営業車で軽い事故(追突×1、自爆×2)を立て続けに起こすなど。
これはもう拙い。
精神科はNGだから、じゃあ心療内科か、とネット検索。
当時は今ほど情報は多くなく、勘で会社から近くて仕事中に通いやすそうなクリニックに予約を取り、診察に至る。
診察前のカウンセリングで、カウンセラーと大バトルしたのはいい思い出(苦笑)。

睡眠障害(今なら迷わず睡眠外来に行くが)という病名を考えていた(というか本当に眠れない”だけ”だと思っていた)ので、心療内科が正解だったかは今となってはわからない。
下った病名はうつ病だった。
それに反発してみても無駄だったのでとりあえず抗うつ薬二種類と睡眠導入剤を処方してもらう。
弱い薬だったのだろう、(酒と併用して)若干睡眠が改善するも酒の量は相変わらず。
クリニックの混み具合と、なかなか薬を変えても増やしてももらえないのに業を煮やして半年ほどで転院を決意。
今の主治医のいた自宅近くの心療内科に予約をとる。

カウンセラーとの対話は丁重にお断り(体力なかったのでもう嫌だったし)して、診察。
お薬手帳を見せ、症状を説明し、酒を浴びるように呑むのを止めたいが酒は止められないことと、適切な投薬を希望すると、あっさりOKが出るなど。
うつ病(うつ状態だったかな)の診断は変わらないけど、薬は確実に強いものに変えて貰えた。
1ヶ月くらいで酒の量は減り、眠れるようになってきた。
この頃の記憶が曖昧で薬の量は覚えていないけど抗うつ剤、睡眠導入剤、抗てんかん薬のミックスだったように記憶している。
寝付きの悪さが改善(変わりに現場からの夜中の連絡を取りそびれてトラブるなどありつつ)され、半年程度から薬を減らす努力を始めた。

とりあえずうつ状態と言う現実を打開(受け入れてなかったのさ)すべく、抗うつ薬を減らす方向に。次は抗てんかん薬。
自主的に減らして(良い子は真似しないように)みて状況確認。
診察間隔を週1から二週に1回、月1へと減らし(ここで主治医と結構な鞘当てをした)、余った薬を申告して止める方向へ。
まだ若かったし根性で対応するのが常態だったので確実に薬は減ってきた。
全部止めると眠れないのであくまで‘’睡眠薬‘’として最低限のラインを探りつつ、でも現実として眠れないのは改善しない。
薬を飲まず酒で眠る(単に酔っ払い)と二時間眠れれば良い方な状況は変わらず、焦りを覚えるなど。
この頃から残業を止め(と言っても22時くらいまで働くのは当たり前。てっぺん越えを止めたが正解か)、土日に出勤してデスクワークをこなすスタイルを確立する。
ワーカホリックだったのが原因でうつになっているとは思わないように(事実から目をそらしてるだけ)、個人的働き方改革のつもりだった。

続く

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