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組織DXに、なぜ統合型プラットフォームとOfficeの連動が必要なのか Part3|スーパーマーケットと商店街編
こんにちは!フォネットの長田(おさだ)です。
このページでは、当社が学校や行政、自社を含む企業の組織DXをサポートする中で得たノウハウを、記事にまとめてお届けしております。
前回の結論:
DX=シームレスな業務プロセスの実現
おすすめは、Microsoft 365またはGoogle Workspace
今回は、機能特化型アプリと二大プラットフォームとの違いを、
私たちの身近な例を用いて解説します。
それでは、いってみましょう!
組織DXとは…
「DXの3本柱って結局、組織改革のためだよね」と気づいた結果、最近筆者がテーマに掲げているワードです。
この記事を読んでほしい人
管理職・チームのリーダー
自組織におけるICT/DX推進の担当者
仕事に追われて疲れ果てている人
※本記事では、Microsoft社のアプリケーションに言及するため、マイクロソフトの商標とブランド ガイドラインに準拠して製品名を記述しております。
※マイクロソフトの許諾を得て使用しています。https://www.microsoft.com/
※筆者の体験をもとにした記事であり、MicrosoftおよびGoogleの広告案件ではありません。
1. スーパーマーケットと商店街
あなたは今、夕飯にカレーライスとサラダを作ろうとしています
必要な材料は下記のとおりで、買い出しをしなくてはなりません。
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鶏肉(豚でも、牛でもお好みで)
じゃがいも、にんじん、たまねぎ(きのこもおいしいですよね)
カレールー(中辛かな)
お米(そういえば切らしてた!)
豆腐(豆腐サラダにしよう)
これまでは、商店街で買い物をしていました。
お肉とカレールーは、お肉屋さん。
野菜は、八百屋さん。
お米は、お米屋さん。
お豆腐は、お豆腐屋さん。
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そんなある日、近所のスーパーマーケットに立ち寄りました。
「今日は残業で遅くなっちゃったから、商店街のお店が閉まっていた。
とりあえずこのスーパーで買い物しちゃおう!」
すると、どうでしょう。
まず入り口に、スーパーで扱っている食材で作れる料理のレシピ提案コーナーがあります。
ひとたび買い物かごを持ったら、
野菜売り場も、
お肉売り場も、
お豆腐売り場も、
流れるように通過して、かごにどんどん食材を入れていきます。
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売り場がわからなければ、店員さんに尋ねます。
お豆腐売り場にいた店員さんに、「お米はどこにありますか?」
なんて聞いても、答えてくれます。
支払いは、レジで一括。袋詰めも一回。
ポイントカードも、もちろん売り場共通です。
時間的余裕がなくなったら…
あなたは、商店街のお店が好きでした。
でも最近、転職して通勤時間が30分→1時間に増えました。
往復だと、1日あたり1時間の増加です。
すなわち、自分の自由時間が1時間減ったことを意味します。
これは大変です。
今までの家事オペレーションだと、回りません。
どうにかして、ルーティーンを時短化しないと!
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あなたは考えました。
「八百屋さんの野菜は安くて新鮮だし、お肉屋さんも色んなお肉を扱っているから、なるべく商店街を利用したい。」
「でも、店ごとにお金を払って袋詰めしないとならないし、献立も自分で考えてから買い物にいかないとならない。」
スーパーマーケットなら、どうだろうか。
「店から出ないで、買い物が完結する。
スタッフさんも、支払いも、ポイントカードも、店内共通。
売り場を横断したレシピ提案もしてくれる。」
「でも、品質だけ考えたら、商店街の専門店がいいんだよなぁ…」
2. 機能特化型アプリ=専門店とイメージしてください
国内外には、さまざまな機能特化型アプリケーションがあります
Officeアプリを筆頭に、
チャット
クラウドストレージ
スケジュール管理・会議室予約
フォーム
RPA
在庫管理
ワークフロー(稟議書)
タスク管理
オンライン会議 などなど
でも、これらがすべて別々のアプリで、シームレスな(継ぎ目のない)連携ができないとしたら、どうでしょう?
人力でつながないとなりませんよね。
忙しいのに、労働人口が減ってますます忙しいのに、そこに人力を投入すべきなのでしょうか。
もちろん、機能特化型アプリはその分野では最高品質を誇ります。
一方、機能特化型アプリにはかなわないけれど、使うのに困らない品質で、すべてのアプリが使えるプラットフォームがあったら、どうでしょうか。
繰り返します。
あなたは今、忙しいのです。
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二大プラットフォームと、それ以外のグループウェアの決定的な違い
それは、タイトルにもなっている
統合型プラットフォームとOfficeアプリとの連動
が、最もシームレスだということです。
※それ以外の統合グループウェアを否定する意図はありません。
【補足】
二大プラットフォーム以外の統合グループウェアに、高品質なものはたくさんあります。
特に日本製のグループウェアは、二大プラットフォームと比べて格段に親切設計です。
そして、Officeアプリとの連携も、それ以外のさまざまなアプリ・システムとの連携も、可能です。
あとはその組織の方針、何を重視するかによります。
少し長くなりそうなので、続きは次回。
お楽しみに!
※感想や、扱ってほしいテーマなど、コメントいただけると嬉しいです!