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バックオフィス業務DXの落とし穴-ダイエット編 Part 2|習慣化=自動化

こんにちは!フォネットの長田(おさだ)です。
このページでは、当社が学校や行政、自社を含む企業の組織DXをサポートする中で得たノウハウを、記事にまとめてお届けしております。

はじめに|フォネット教育事業部ICT/DX推進課

前回は、
業務のムダ(メタボ化した業務)は重要な仕事と一体化しており、さも重要な仕事であるかのように擬態しているので見抜けない
というお話でした。

ここを解消しない限り、真の業務効率化・DXは達成できなさそうです。



この記事を読んでほしい人

  • 管理職・チームのリーダー

  • 自組織におけるICT/DX推進の担当者

  • 仕事に追われて疲れ果てている人





※本記事では、Microsoft社のアプリケーションに言及するため、マイクロソフトの商標とブランド ガイドラインに準拠して製品名を記述しております。
※マイクロソフトの許諾を得て使用しています。https://www.microsoft.com/


1. どうすれば「脱メタボ」できるのか

機械に任せて自動化できるポイントを知るために、まずは知ること。

すなわち、人材のDX(研修・リスキリング)から取り組む必要があります。

「人材のDX」→「バックオフィス業務のDX」の順序に、必ずなるという根拠がこれです。

私の研修を受講した方の中には、Windowsのショートカットキーや、Microsoft Wordの自動化機能を知った後、ショックのあまり、しばらく呆然としていた方が何名もいらっしゃいました。

イラスト:ミツキ(MiMi)

まるで雷に打たれたように、目が点になって、しばらく考え、その後ものすごく意欲的に機能を身につけようとされていました。

自分自身のメタボなポイントに気づき、ダイエットへの第一歩を踏み出されたわけです。


習慣化=自動化

次にこの方が頑張らなければならないのが、「習慣化」です。
どんなにストイックに頑張っても、三日坊主では成果が上がらないのはダイエットも業務改善も一緒なのです。

イラスト:カフェラテ

一説によると、最初は大変だが頑張って21日間(3週間)続けると習慣化できるそうです。
習慣とは、考えなくても自動的にそのアクションをするという人間の省エネ機能なのです。

(詳細は、書籍『がんばらない戦略―99%のムダな努力を捨てて、大切な1%に集中する方法』をご一読ください。)

Robotic Process Automation(RPA)ならぬHumanic Process Automation(HPA)とでもいうべきなのでしょうか?(笑)

とにかく、最初は大変かもしれませんが、

  • 段落設定のボタンまでカーソルを運ぶ!

  • スタイルの設定をしっかりする!

というクセ付けを、しつこくしつこく繰り返します。

イラスト:カフェラテ

そうすると3週間経つ頃に、あなたの業務は着実にダイエットの効果が出て、効率化されているはずです。


具体的な実践方法

アプリケーション別のダイエット方法(効率化のコツ)については、今後まとめていく予定ですので、ご期待ください!
(記事を追加したらリンクを張る予定です。)


2. まとめ

いかがでしたでしょうか?

DXの主役は実務担当者です。
ダイエットは他人に代わってもらうことができません。

自分自身が頑張らなければ、いくらシステムを導入して、部分的なRPAを組んだとしても、根本改善にはならないのです。

イラスト:まぽ

「脂肪は身体ではなく、心につく」といいます。

「人材のDX」と「バックオフィス業務のDX」を交互に実践することで、マインドチェンジをしてきましょう!

脱メタボ(業務効率化)のための手順
① アプリケーションやソフトウェアの機能(自動化ポイント)を知る
② 自身の業務でメタボ化している部分に気づく
③ 自動化のための機能を使い続け、習慣化する




それではまた、次の記事でお会いしましょう!

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