本当にやるべき重要な仕事”ではない仕事”の自動化 Part 1|全部やらなくてはマインド編
1. 気づいたらお昼!?朝から雑務に追われ午前中が終わる
皆さん、こんな経験ありませんか?
「早起きしたらいいアイデアを思いついたから、今日は企画書を作ろう!」と意気込んで出社したのに、こんな日に限って降りかかる仕事の嵐。
気づけばもうお昼じゃないか!…毎日こんな感じで一日が終わっていく気がする。
新たなことに取り組めていなくて、気持ちばかり焦ってしまう。
なぜこんなことが起きるのでしょうか?
この記事を読んでほしい人
管理職・チームのリーダー
自組織におけるICT/DX推進の担当者
仕事に追われて疲れ果てている人
2.目の前の仕事を全部やらなくては!マインド
日本人は勤勉だと、昔から言われています。
それ自体は、素晴らしいことです。
でもそれで思うように生産性が上がらなかったり、目標達成できないのだとしたら、何とかしなければならないところ。
全部やらなくてはマインドの人の特徴
困っている人を見ると放っておけない
断って嫌われたくないので、つい引き受けてしまう
真面目に、根性で頑張ればなんとかなると思う
筆者自身も、かつてはそう考えていました。
でも結局、自分の時間がどんどん削られていって、目の前の仕事に首輪をつけられて引っ張られている感覚が毎日続いていました。
生活が荒れて幸福度が下がり、鬱っぽくなって、最悪の場合、仕事を続けられなくなってしまう……
そんな事態にも陥りかねません。
どんなに頑張っていても、仕事を続けられなくなるのは、組織にとって最も痛手です。
そうなる前に、しっかりと手を打つ必要があります。
具体的には、自分にとって「本当にやるべき重要な仕事」と「そうではない仕事」の境界線を定めて、前者のための時間を確保することです。
3. 無駄な仕事なんてない!?
そんな風に思ってしまいますよね。
特に、責任感があって真面目な方ほど、全部やらなきゃと考えて、いっぱいいっぱいになってしまうものだと思います。
でもそれで潰れてしまっては、本末転倒です。
順を追って、今一度、自分の仕事を見直してみましょう。
本当にやるべき重要な仕事“ではない仕事”とは
グレッグ マキューン氏の著書『エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする』では、本当にやるべき重要な仕事を実行するためには「本質的な目標」を立てる必要があると書かれています。
(本質的な目標の立て方については、別記事で紹介予定)
本質的な目標を立てたら、自身や自組織の仕事を以下のように分類します。
本質的な目標に関連する仕事や、本質的な目標を達成するための仕事:
→「本当にやるべき重要な仕事」それ以外の仕事:
→「本当にやるべき重要な仕事“ではない仕事”」(以下、“ではない仕事”)
ここで、現実的な問題に直面します。
“ではない仕事”は「断るべき」と同書には書かれているのですが、現実問題としてはすべて断れないのが会社であり組織です。
4. “ではない仕事”をどうすべきか
ここまでのまとめ
Q. 仕事に追われず成果を出す(目標を達成する)ためには、「本当にやるべき重要な仕事」のための時間を確保する必要がある
→そのためには、そうではない仕事をどんどん断ったり放置してよいのか?
A. いやいや、そんなわけにいかないでしょ。
→では、どうすれば?
そう、本当にやるべき重要な仕事“ではない仕事“の多くは、DXで解決できるんです!
ちょっと長くなったので、今回はここまで。
続きは次回、お楽しみに!