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サンクスカード投稿数が3倍に!? 萩明倫館オフィスが見せたコミュニケーション活性化の成功例(後編)

前編はこちら▼

サンクスカード投稿が3.15倍に! 感謝の贈りあいを劇的に推進したシンプルな仕組みとは?


PHONE APPLI明倫館委員会(PAMI)初代委員長の磯部友輝(いそべ ともき)さん

──そして9月は、「感謝を大切にしよう」というテーマにしたんですね。

磯部 はい、オフィス設備も大事ですけど、やっぱり気持ちよく働くためには人間関係とかコミュニケーション面が大切だと思うようになりました。それで、「PHONE APPLI THANKS」(PA PEOPLEの一機能として、従業員同士でサンクスカードを贈りあえるサービス。以下、「PA THANKS」)の活用強化期間を実施したんです。

──実際に、どうやって活用を促進したんですか。

磯部 PA THANKSを利用する人にとって、何か明確なメリットとかモチベーションになるものを用意したいなと思いました。それで、毎週、「いいね」が多くついた3枚を表彰することにしたんです。PA THANKS上で萩メンバーが1週間で贈ったサンクスカードと「いいね」数を確認して、表彰のスライドを作ってチャットでアナウンスしました。素朴なことですけど、そういうふうに取り上げられたら、嬉しいんじゃないかなと思って。

表彰スライドのアナウンス

──サンクスカードを贈りやすくする工夫は、他にはありましたか。

磯部 サンクスカードの内容について、週ごとにテーマ、つまりお題を掲げました。具体的には、1週目は「Kさん週間」。Kさんはこれまで萩メンバーに寄り添ってたくさんの支援をしてくださった先輩社員で、事情によりPHONE APPLIを退職されることになった人です。これに関してはお世話になった人も多く、大半の人が自発的に贈ってくれたのかなと思います。実際にカードを見ていただけたらわかると思うんですが、みんなサンクスカードに入りきる文字数200字ギリギリまで書いていましたね。

──2週目のテーマは?

磯部 2週目は「萩メンバー同士で贈りあおう」でした。普段、萩メンバー同士ではサンクスカードを贈ることがあまりなかったので、これを機に贈ってみようと。

──萩メンバー同士で贈ることは少なかったんですね!? えっ、なんで!?

磯部 なぜかというと、みんな出社して顔を合わせることが多いので、何かあったら口頭でお礼を言って、そこで終わっちゃうんです。あえてカードを作るまではいかないという。年齢も近いし、あらたまってカードを贈る気持ちにならなかったのかもしれません。

──なるほど、そうだったんですねぇ。

磯部 でも、今回贈りあってみたら、これはこれでやっぱり周りに見える形にもなるし、よかったなと思います。

──そうですね、相手のいいところや行動を他の人にも知ってもらえる、っていう効果もありますよね、PA THANKSは。

実際に贈れたサンクスカードの例

磯部 そして3週目は、「上期を振り返ろう」というテーマにしました。1週目、2週目もそうですが、こういう、シンプルで明確な縛りを設けると、すごく贈りやすくなると思っていて。結果として、9月に贈られたサンクスカードの枚数が、8月に比べて3.15倍に増えました。けっこう増えたなと。

──それはずいぶん増えましたね!

磯部 そうなんです。あと、この取り組みの期間に、萩メンバー全員がPA THANKSを使ってくれたというのも大きな手ごたえでした。施策をきっかけに、4ヵ月ぶりにサンクスカードを贈ったという人もいて。全社の施策や、他の利用企業様にも参考にしていただけたらと思います。

──PAMI以外の萩メンバーからは、取り組みについての感想をもらいましたか?

磯部 匿名でのアンケートに答えてもらったところ、多忙すぎて贈ることを忘れていたけれど今回久しぶりにカードを贈るきっかけになったとか、テーマが決まっていたので誰に贈るか悩まずに贈れた、などの声をいただきました。5段階評価で「満足度」も回答してもらったのですが、平均4.36で、回答者の半数以上が最高の5点をつけてくれました。

──約半年間、PAMIの活動をやってみて、今はどんな思いを抱いていますか。

磯部 さまざまなことをしましたが、最終的には、PAMIの活動のビジョンである「萩オフィスがあって良かったと思いますか」というアンケート(5段階評価)をとって、目標値の4.0を超えて4.18という評価をいただけたのもあり、もう、やりきったなぁという気持ちです。

──実感として、働きやすさやメンバーとの関係性に変化はありますか?

磯部 そうですね、変化の実感、あります。働きやすさについては、オフィス環境もけっこう整いましたし。あとは「委員長」と呼ばれて社内外に呼び出されて、いろいろな人とコミュニケーション取るきっかけになったし、こうやってインタビューもしてもらえて、萩メンバー同士の関係性という意味でも自分の働きがいという意味でも、プラスになったと思います。やってよかったです。

──最後に、今後のPAMIメンバーへのメッセージを。

磯部 2024年度下半期のリーダー本島諄二さんをはじめとして、新たなPAMIメンバーで、引き続き「新しい」萩オフィスを育てていきましょう! 僕もこれからは1人の萩メンバーとして、できることがあれば惜しみなく協力していきます。

──萩メンバーの地道な活動に、「コミュニケーション改革」の一例を見た気がしています。PHONE APPLI全社でも、他の職場のかたにも参考にしていただきたいですね。お話し、ありがとうございました! 

(おわり)

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